テニス 不調な時の心構え メンタルコントロール

試合中、調子が悪くなった時の対処法についてです。

テニスの試合では必ずしも普段通りの絶好調なプレーができるわけではありませんよね。

コートのサーフェース、風、太陽、そしてプレーヤーの体調など、さまざまな要素が絡むことでプレーヤーの調子って変わってきます。

ミスが続きリズムが崩れると集中しなおそう!と思っててもなかなかできないもの。

そんな時、できるだけポイントを失わずに自分の調子を取り戻したいですよね。

今回できるだけ早く調子を取り戻すためのテクニックについて書きたいと思います。

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Contents

ミスが続いた時はまず試合のペースを落とすこと

ミスが続いたときまずやるべき事は意図的にプレー間の合間を長くする事のが結構効果的です。

それはなぜかというと

✓相手プレーヤーリズムを作らせないこと
✓本来のプレーを取り戻せるかどうか判断する時間を作る

まず自分がミスを連発しているということは相手には全くプレッシャーが掛かっていないといえます。

この状態でやってもますます、相手を調子づかせてしまうだけ。それならプレー間をわざと長くして気持ちよくプレーさせないまでです。

方法としては遠くのボールをゆっくり拾いに行く、タオルで体を拭く、靴紐を結ぶ等です。

ゆっくり深呼吸をし、肩を回して緊張を取りましょう。しっかり呼吸を落ち着かせたところで自分のプレーの見直しをしましょう。

調子が悪い時はリスクを減らしたプレーをすること

何の調子が悪いかによって具体的な対処法が違いますが、共通して言えるのはとにかくイージーミスを減るようなプレースメントを心がけましょう。

例えばフォアハンドのミスが多いなら、フォアハンドに来たボールをリスクの低い軌道の高いトップスピンボールを打ち続けます。サーブならファーストから回転量を増やして入る確率を上げましょう。

リスクを取らず安全に入るボールを打ち続けることで自分の中でリズムを作りましょう。

少しずつ戻ってきたところで少しづつ普段通りにペースに戻しに行けばポイントをあまり失わずに調子を取り戻すことができます。

ただし調子を戻す段階でやはり少しミスは出てしまうものです。その時に心がけて欲しいポイントがあります。

ミスをしても怒りの感情だけは押さえること

ここが一番難しいんですが、感情の乱れが出てしまうとやっぱりプレーに集中力が欠いてしますんですよ。

怒りや悔しさの感情はどうしても出てきますが、その代わりに行ってほしいことがあります。それは

自分を励ます動作を行うことです。

ミスっても悔しがる、怒る等の言動、動作は集中力が乱れるので調子が上向きにならず、また対戦相手もそれを見て喜んでしまいます。

むしろミスっても「うんうん」と頷いたり、声に出して「ドンマイドンマイ!」とか「次々!」とセルフトーク(自分に話しかける)をしてみましょう。

また、明らかな修正点があるなら具体的に声にだしてみるのも良いです。

例えばネットミスが多いなら「高く打て、高く打て!」とシンプルに改善点を言うのも調子を戻すのに効果的です。

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あるショットの調子が戻らないならそれを使わないプレーを考える

全てのショットが不安定になってしまったらもうなす術がないですが、
特定のショットの調子が悪い時はそれを使わないプレーというのも考えておきましょう。

つまり、潔く修正するのを諦めるということです。

意図的にリスクを減らして調子を取り戻すか、あるいはそのショットを捨てて他のショットで補うか。この点を天秤にかけるのがとっても大事です。

判断基準はそのショットがなくても勝てるかどうか。

調子が悪いショットが自分のプレーの主軸でないと勝てないなら修正すべきだし、他のショットで補えば勝てるならわざわざ修正する必要がありません。

例えばフォアのストロークの調子が悪いけどネットプレーで補えるなら、フォアのストロークは繋げるだけでOKで積極的にネットに出れば良いのです。

この判断力しっかり身につけ、不調でも勝つ事の出来る強者プレーヤーを目指してくださいね。

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