簡単サーブ上達法

サーブは全身を複雑に使う運動です。

恐らくその独特な動き故に習得がなかなか遅い方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方におすすめの練習法があります。

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簡単なサーブのスピードアップ法

私がサーブの練習で最も役に立ったのはキャッチボールでした。

ラケットを振り出す動きはオーバースローと非常に似ていると言われています。厳密に言うと似ている点は腕の動きです。

良いピッチャーは腕をムチのようにしなやかに振り出し、腕を加速する技術を持っています。

一方異なる点は足の動きです。オーバースローは投げる前に全体重を右足一本に乗せますが(右利きの場合)サーブはそこまで大きな体重移動をしません。またジャンプしながら打つ点も異なります。

これはサーブとオーバースローには「目的」が明確に違うためです。サーブは高い打点で打つ必要があるためボールに飛びつきながら打ちます。またサーブは打つルールとしてベースラインを踏んではいけないというルールがあるため、左足は固定するほうが踏み越えるリスクが減るためです。

ではこれら二つの腕の動きが何故似ているかというと、それぞれの動作は目的が異なるだけで腕を効率良く加速するという行為は共通してるからです。体を最適な方法で動かしている以上、動作も似たようになるということですね。

例えば下の画像

sports08.jpg

これはピッチャーがボールを投げる直前を切り取った画像ですが、テニスでよく言われる体と腕の角度が90°、肘の角度を90°にしている点が共通しています。

キャッチボールのほかには「やり投げ」もサーブと似ています。これらの動画を見た後にサーブを打ったり、ウォームアップでキャッチボールを取り入れてみるとサーブの上達のヒントになるかもしれません。サーブに悩んでいて沢山指導書を読んでいるけど上達しない方は別のアプローチからの上達法も考えてみましょう(^^)

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まとめ

✓サーブの動きや野球の「オーバースロー」や「やり投げ」と共通している部分が多い
✓これら二つの動きを頭に焼き付け、サーブを打てば運動連鎖がスムーズになり、サーブが加速する可能性がある!
✓ウォームアップにキャッチボールをして、腕を素早く振り出す感覚を養うと◎

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