ボールを打つ時、状況に応じてボールを線で捕らえるか点で捕らえるかを使い分けていますか?
あくまでボールを線で捕らえるか点で捕らえるかはイメージの問題ですが、それぞれのイメージを大切にするとショットにメリハリがでます。
今回はそれら二つの意味と違いについて書きたいと思いますので参考になれば幸いです。
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ボールを線で捕らえるとは
ボールを線で捕らえる例として、例えば自分がベースライン上でフォアハンドを打つとして説明しましょう。
線で捕らえるとはボールに対してインパクト面を急に動かさずに打つことを指します。
よく言われるのがボール三個分くらいを押し出すイメージでボールを打ちなさいというアドバイスです。
このような打ち方はラケットを急激加速しないため、ボールのスピード、回転量はあまりないですが抜群に安定感があります。
このようなスイングは繋ぎのボールにピッタリです。ボールに安定感を出したいときはボールを線で捕らえるのです。
ボールを「点」で捕らえるとは
一方、ボールを点で捕らえる方が良いショットもあります。
点で捕らえるというのはラケットを加速させ、1点にパワーをぶつけるイメージです。
フォアならボールをビンタするような意識で打ち、ポーチならハエたたきのようにボールを打つイメージです。
点で打つイメージが大切なのは、チャンスボールの叩き込み、ポーチ、一か八かのカウンターショットです。
安定感は多少損なわれますが、スピードが出る為、エースを取りやすい打ち方です。
テニスにおいては線・点で捕らえる機会がどっちが多いかというと、ボールを線で捕らえる機会が圧倒的に多いです。
一方ボール大切に打ちすぎてしまい、スイングスピードが出せないプレイヤーはボールを点で捕らえられない人なのです。
テニスはミスを極力少なくするスポーツです。ミスを少なくするだけならボールを線で捕らえるだけでいいのですが、攻・守の幅を広げるならば点で捕らえる意識も大切です。
両者を使い分け、攻撃も守備もできるオールラウンダーを目指しましょう!
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まとめ
✓ボールを打つときは「線」で打つか「点」で打つかという概念がある
✓線で捕らえる意識は繋ぎのボール、点で捕らえる意識はスピードボールを打つのに最適
✓両者は適切な場面で使い分けるようになれると攻・守にメリハリが出る
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