ストローク、サーブ、ボレー、リターンetc…試合で勝つためにはどのショット最もが大切だと思いますか?
毎日8時間練習できるプロテニスプレーヤーならともかく、一般の愛好家ならそれほどテニスに時間が割けられないはず。それならば、大切なショットを沢山練習時間にあてて、勝ちに対して最も効率の良い練習をしたいものです。
僕もこのことについて考えてみたんですけど、一つに絞るのは難しいかなと思いました。しかし、3つくらいの技術を重点的にやっておけば良いんじゃないかなというのが僕の結論です。
恐らくプレーヤーそれぞれが考える事も違いますし、シングルス、ダブルスでも異なるので一概には言えないかもしれません。が、あくまで参考意見として聞いて頂ければ幸いです。
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サービス、リターン、フォアハンドが一番大切だと思う。
まぁ僕が出した結論がコレ、この3つが突出していれば試合にはそうそう負けることはないんじゃないかなと思います。(まぁ、突出させるのも結構大変な事だと思いますが…)
これに関して順に説明していきたいと思います。
サーブ&リターンは超大事だと思う理由
これについては考えて頂くとわかると思いますが、サービス、リターンはラリーの初めに必ず行うショットであるため、単純に打つ頻度が多いからです。
サービスが入らなければポイントは始まらないし、リターンは返さなくてはラリーが始まりませんよね。また一球目から相手を崩すことができればそれだけラリーを優位にすることができますからね。
ただ、一般的な愛好家はストローク練習が大好きな一方、サーブとリターン練習に無頓着な人が多いです。まぁ、サーブうちっぱはし練習なんて愛好家からしてみたら面白くないかもしれません。リターンの軽視はよりひどいです。リターン練習も地味で不人気ですからね…ラリー練習のほうがいろんなボールが来て楽しいですから。
一般プレーヤーで仲間打ちでやってる人にありがちなのが、サービスとリターンは入れるだけのお約束ボールでラリーを主体として楽しんでる方です。
楽しむだけなら問題ないのですが、ビックサーバー、ビックリターナーが来たらどうでしょうか。
得意の粘り強いラリー力を披露する前にひねり潰されてしまいますよね。笑
テニスはまずサーブ、リターンから始まる。ポイント最初に使う技術を磨くのはやはりないがしろにできないと思います。
ラリーではフォアハンドがかなり大事
次にフォアハンドです。フォアハンドはラリー戦でとっても大切です。
フォアハンドはいわば王様のショット。フォアハンドの強さがラリーの主導権を握るといっても過言では無いでしょう。ちなみにプロ等の教えでサーブを打った後の次のショットはなるべくフォアハンドで打てと教わるそうです。それだけサーブで崩してフォアハンドで決める意識が強いのでしょうね。
フォアハンドはバックハンドよりもスイングスピードが速い上に、回り込みフォアハンドで広角に打つ事ができるショットです。
関連記事:覚えておきたい回り込みフォアハンドの4パターン
関連記事:逆クロスフォアハンドでエースを取る!ラットショットのコツ
つまりフォアハンドが強いだけで相手を沢山動かせられる=ミスを誘えることができますよね。
バックハンドも勿論大切かもしれませんが、強力なフォアハンドがあるならバックハンドは深く繋げるだけでもOKです。甘くなったら全て回り込んでしまえば良いですからね。
たまに回りこみでバックハンドを打つプレーヤーがいますが、個人的な意見ですがそれを脅威的なプレーヤーだと感じませんし、寧ろラッキーだなって思います。わざわざバックに回り込むということはフォアハンドでは勝負できないプレーヤーである可能性が高いので積極的にフォアのクロスラリーで勝負できるはずです。
サービス、リターンで崩し、フォアハンドで決めるパターンがシングルスの王道テニス。それをメインのポイントソースにして戦えというわけではありません。
個々の身長によってはビックサーブが打てない場合もありますし、年齢によってはスイングスピードに限界がありますからね。ただ、これだけは言えますが
より高いレベルのプレーを目指すならば自分でポイントを取るパターンが必要不可欠である、ということです。
三つの技術を強化することによる試合での利点
最大のメリットはこれら三つが高いレベルにあると相手の良さ、持ち味をキャンセルできるのです。つまり相手によらず、試合の主導権を握ることができます。
テニスにおいて楽な展開は何かというと、相手に対応できないボールを早い段階から打てることです。
ポイントの始めのサービス、リターンで決まるなら一番良いですし、攻撃されないクオリティのサービスリターン力を身につけ、次のボールを一級のフォアハンドで追い詰めていく…などが次の理想です。
まずこれら三つの技術が足りていないな…と思う人は集中的にこれらの技術を練習してみることをお勧めします。
ボレーやスマッシュなど他の練習は感覚がさっぱりわからなくなると大変ですので5分間とか、短い時間で集中して練習します。上達ではなく、技術を維持することが目的です。(勿論、練習の時間がたっぷりある人はこの限りではありませんが)
この練習法を3カ月間くらい実践すれば試合展開が試合が楽になったなって感じること間違いないです!上級者への道がそこから開いていくでしょう。
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まとめ
今回はテニスにおいて大切なショットは何かを考えてみました。
要点は
✓サーブ、リターン、フォアハンド。この3つが強いと試合の主導権を握りやすい。
✓一般プレーヤーはリターンを軽視しがちなので要注意。
✓これら三つを重点的に練習し、試合展開が楽になるか実感してみよう!
以上になります。沢山練習するのは大切ですが、より効率良く試合に勝つ練習をするならばショットの重要度順に練習してくださいね。
今日はこのへんで。それでは!
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