テニスで若さは武器です。
若さがあればフットワークが軽い、パワフル、上達もスポンジのように早い。
でも、やっぱり若い子に負けるのは悔しいもの。簡単に負けてしまってはだめでしょう。
今回は若いプレーヤーに勝つための戦術、ベテランプレーヤーでも勝率を上げるテクニックをお教えしましょう。
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若手プレーヤーの特徴
もちろん、テニス選手は多種多様ですから、一概には言えないものの、傾向はあります。若手プレーヤーで圧倒的に多いのはずはり、ベースライン主体のトップスピン型プレーヤーです。
トップスピン全盛期と言われてもう久しいですが、未だにその傾向は続くでしょう。
トッププロの風潮としてはトップスピン全盛期からジョコビッチ選手、錦織選手のような高速で切り返すストローカー優位に切り替わってきています。
ただ、ベースライン付近でライジング気味で安定した返球をするのは至難の業です。まずアマチュアの領域ではそこまで戦術が進化することはありません。とにかくトップスピンに対しての返球を考える必要があります。
あなたはが試合に出場し、一回りも二回りも違う若い世代と対戦したとしても、試合をしてる以上何が何でも勝たなくてはなりません。勝てる可能性を模索してみましょう。
若い世代のプレーヤーの弱点
若い世代のプレーヤーが好む展開というのは
トップスピン、速いペース、高さを与えられた時です。
トップスピンがストロークのベースですので回転の掛け合いに慣れており、また肩口のボールの処理にも長けています。
そんな相手にベースライン上で真っ向から勝負するのはわざわざ相手の土俵でプレーしてポイントを献上するようなものです。
これらを踏まえると逆に苦手なのは
スライス、遅いペース、低さになります。
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ベテランプレーヤーが持つべき武器
もうお分かりかと思いますが
ベテランプレーヤーはバックハンドスライスを極めるべきです。
何故フォアハンドは要らないの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、フォアハンドもスライスにしてしまうと全くペースが速くならずに自分からポイントを取ることが難しくなるからです。
スライスを武器にするためにはまずスライスでのストレート、クロスの打ち分けをしっかり習得することです。
スライスはペースが遅いためエースを取ることより、ミスを誘う方が簡単です相手を動かす事でミスをする確率も上がります。
打ち分けができたらドロップショットとチップスライス(短く低い軌道のスライス)を習得していきましょう。
スライスのメリットは同じフォームで前後左右に打ち分けられる点です。ゆっくりとしたペースで相手を動かし、ミスを誘うことが大切です。
また膝の曲げ伸ばしを積極的に使うトップスピンに比べ、体に優しい点もスライスはベテランプレーヤーには向いています。変幻自在のスライスボールで若手プレーヤーを翻弄し、勝利をものにしましょう。
シニア世代プレーヤーは人生経験も豊富です。スポーツも駆け引きや戦術があるからこそ面白い。勢いに負けないよう、しっかりと戦略を立てて手ごわいプレーヤーになりましょう。
それでは!
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