取り入れて欲しいサーブのルーティン

サーブはテニスという競技の中で唯一自分のリズムで打つことが出来るショットです。

サーブは相手のボールに左右されない分(例外として風、太陽には影響されますが)、自分のメンタリティを平静に保たないと即ミスにつながってしまいます。

サーブを打つ前に「ダブルフォールトをしたらどうしよう…」とか「このポイントを落としたらどうしよう…」と<b余計な事を考えていると、ミスをする確率は飛躍的に上がります。

サーブではまずモーションに入る前に自分の心を落ち着かせることが大切です。

平静を保つ手段としてしばしば行われるのがサーブ前のルーティンというものです。このルーティンは五郎丸ならあのお決まりのポーズ、テニスならボールを2,3回つく動作がこれに当たります。

今回はこのルーティンを行う数秒間について考えてみます。どんなルーティンを行えば、より精度の高いサーブを打つ事ができるのか、考察してみました。

では本編に移りたいと思います。

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Contents

サーブのルーティンの意味をもう一度考えてみる

まず「なぜ、サーブのルーティンをするべきか」を考えてみました。

まずサーブはプレッシャーのかかる場面でも、高い精度が必要とされます。

サーブを打つときの理想的なメンタルの状態はいつも通りのリラックス感を保ちつつ、コーナーを狙おうという高い集中力を持った状態が最も良いと言えます。

従って理想的なルーティンは、リラックスと集中力を両立させた状態を意図的に作りだすものです。

ここで自分のサーブのルーティンを振り返ってみましょう。

あなたのサーブでのルーティンはただなんとなくやっていませんか?サーブに入る前になんとなくボールを付く動作をしてサーブの動作に入っていませんか?

もしそうだとしたら、あなたは、リラックス状態を作り出すことはできていても、集中状態を作り出すことができていない可能性があります。

もし思い当たるフシがあるのならば、次に書かれていることを試すとサーブの精度が上がる可能性があります。

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集中力を高めるオススメのルーティン

集中力を高めるルーティンをお教えします。まずサーブのボールを突くルーティンに入る前にボールをじっと見つめてみましょう。

ここで一度、集中状態を作っておくのが一つのポイント。集中した状態でサーブのモーションに入ることができます。

ボールを見つめるでもガットを見つめるでもなんでも構いません。とにかく、サーブのモーションに入る前に集中状態を作っておくと集中が崩れにくくなります。

次にボールを突くなどのルーティンを入れます。ここで息を吐くなどをしながら、ルーティンの動作に入ることでリラックス状態を作ります。

過度に集中状態を作ろうと意識すると逆にプレッシャーになってしまうため、ここで一度無心になってリラックス状態を作りましょう。

最後に大事なポイント。サーブのモーションに入る1,2秒間です。ボールを入れたいエリアを凝視し、打ちたい軌道を強くイメージしましょう。

打つ直前に「ここに打つぞ!」と強くイメージすることによって、リラックス状態のまま集中力を高めることができます。

ここでポイントとなるのがイメージするのは1,2秒に留めておくことです。

これ以上長くなってしますと「ミスったらどうしよう」という雑念が生まれるので長くなりすぎないように注意しましょう。

このように集中→リラックス→集中の順番でルーティンを行うとサーブの精度が大きく向上するはずです。

恐らく大抵のプレーヤーはルーティンによるリラックス状態は作れていると思います。

なぁなぁになってリラックス状態のまま打っている人は、ルーティンに入る前とサーブを打つ前に集中ルーティンを入れてみましょう。きっとここ一番でもいいサーブが打てますよ!

それでは!

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