テニスの試合で緊張してしまう…練習による対策は?

練習ではとても上手なプレーをするのに試合では委縮してしまい、全力でプレーできないプレーヤーは意外といます。

試合でのびのびとプレーできるようになるには、やはり試合を沢山こなし、試合での独特の緊張感、シチュエーションに慣れるのが一番です。

しかし、部活で人数が多い等、テニスする環境などによっては試合を沢山こなすというのは時として難しいことも多々あります。

そこで普段の練習においても一工夫入れることはとても大切です。特に練習で必要なのは緊張感。練習でしっかり試合さながらの緊張感を持った練習を心がければ、試合でのメンタルコントロールに役に立つでしょう。

今回は試合で本来の力を発揮できるようになる練習法について書きたいと思います。とても簡単なことも含まれますので是非参考にしてみてくださいね。

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緊張を必要としない練習もある

まず最初に述べておきたいのは、緊張という場面を練習の全てに取り入れる必要はないということです。

具体的にはどんな状況か、というと例えばある一つの技術を習得するための反復練習などです。バックボレーがただの練習でも上手く打てない人がプレッシャーのかかった場面で上手く打てるわけがありません。その場合はまず技術を教え込ませ、定着させることを考えましょう。

打ち方が分からないのに余計なプレッシャーがかかってしまったら返って集中力が乱れ、技術の取得が遅れてしまうこともあるかもしれません。

「技術の理解→反復による技術の習得」が終わるまではプレッシャーのかかる練習は不要であるということを覚えておきましょう。

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緊張感を味わうための練習方法

まず一つ練習方法として取り入れて欲しいのはラリー練習をポイント制にするということです。

例えば半面のクロスラリーならば、センターラインからアレーコートを一つのコートと捉えてアウトボールは続けないようにします。10ポイント制などにして負けたほうがラインタッチ等のペナルティを課すと競争心が沸いてゲームさながらになるはずです。

「なんだ、そんなことか!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、大切なのはどれだけ真剣に10ポイントを取りに行くかに限ります。つまり、普段の練習においてもどれだけ真剣になれるかが、試合でも実力を発揮するキーポイントになります

自分にプレッシャーをかけて練習したいけど、上手くできない…という人はもう一つの方法をオススメします。

それはラリーが途切れた時に次のラリーを開始する合間を試合さながら長くしてみましょう。
ポイントが終わって次のポイントに入る時、試合ならばすぐ次のプレーにはいかずに15秒ほど時間を取ります。この時に行うルーティン(ガットを直す、呼吸を整えるetc…)を練習でも取り入れてみましょう。サーブの打ちっぱなし練習なら、サーブを打つ前にいつも試合で行っているルーティンを行うのが良いでしょう。

普段の練習の質はあなたのテニスにおける成長を決めます。

緊張感を持った練習とその使い分けを意識してみてくださいね。それでは!

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