ベースラインでは安定したストロークを打ててもいざ、チャンスボールを来たときにミスをしてしまう人は結構います。

せっかくのチャンスボールで思わずミスをしてポイントを台無しにしてしまう…チャンスボールをしっかりコントロールして打つ技術は結構難しいですが、やはり上を目指すならばミスを減らしつつ、ウィナーを取れるテニスを目指したいですよね。

自分からポイントを取る技術（エースを取る、フォースドエラーをさせる）はよりテニスを高みを目指すなら必要な技術。トッププロのテニスはオフェンシブかディフェンシブかで程度は多少違えど、自分からポイントを取る技術もやはりトップクラスです。

今後そのようなレベルを目指すならば、まずは簡単なチャンスボールを自分のポイントにする技術を確立し、そこから「攻めに行ける領域」を広げる意識を持ちましょう。

ということで今回は浅く、フワッとしたチャンスボールを確実にポイントにするコツを書きました。

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チャンスボールをミスしてしまう原因は？

考えられる、ありがちなミスの原因についてまとめてみました。

✓決めに行こうとして力んでミスする
✓相手の動きが気になってミスをする
✓フラットで打ち抜き過ぎてミスをする
✓前に走ってきたパワーを抑え込めず、オーバーミスをする

このあたりでしょうか？

僕が思う、浅いボールをミスしてしまう大半の原因は「一発で決めようとするから」じゃないかなと思います。特に上の3つはその傾向が強いプレーヤーがやりがちなミスなのかなぁと思います。

四つ目の原因はフットワークが上手くできていない方かもしれませんね。浅いボールをオーバーミスばかりしてしまう方はこの記事を参考にして下さいね。

関連記事：浅いチャンスボール　オーバーミスの原因と対策

チャンスボールのストロークで決めるのではなく、ネットプレーで仕留める意識を

まずチャンスボールを打つときに必要な意識について。大前提としてあなたが例えどんなプレースタイルであっても決めに行くポイントの最後はネットプレーで終わることを目指しましょう。

エースをねらうのではなく、触られても良いので相手の体勢を崩れるだけのアプローチショットを打って、後はネットに出てチョンとボレーを打って終わり。ダブルスならばペアにポーチさせるくらいの気持ちで良いかもしれません。ストロークで決めようとする意識が強すぎると、それだけリスクを負ってショットを打たなければならないので当然ミスする確率も高まってしまうのですね。

「でも決めのボレーが難しくてできないよ…」そう思う方もいるかもしれません。簡単なボールをボレーで決められないプレーヤーはそもそも圧倒的にボレースキルが不足しているだけです。ポイントを組み立てる為にはネットプレーが必要不可欠なのでまずは簡単な超チャンスボールを100%決める最低限のボレースキルを身につけましょう！

関連記事：ボレーの基本やコツ、練習方法について
関連記事：ボレーでのラケット面の作り方、向き、ラケットセット

相手の動きを見るのではなく、最初はボールだけ見ておけばOK!

もう一つ大切な事。相手の動きが気になってコントロールが乱れるならば、ボールだけをしっかり見て打って打つようにしましょう。

これも上のお話と重複してしまいますが、相手の動きが気になってしまう人は、やはり一発で決めたい！という意識が強すぎる人です。例え相手がいる方向に打っても結果的に逆を突く形になって相手のバランスを崩せるかもしれないですし、次のボレーで仕留めれば良いだけ。あまり深く考えずに打ち切ってしまうほうが良いでしょう。

因みにボールに集中しつつ、ボール越しに相手を見るようなイメージ(なんとなく相手を認識している)でボールを打てるようになると相手がかなりフライングで動いたときは逆を突けるようになります。これは少し難しいですが、慣れてくるとより高い確率でポイントにすることができますよ！

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まとめ

今回はチャンスボールのミスの原因と心構えについて書きました。

要点は

✓チャンスボールをミスする大半の原因は一発で決めようとするから。
✓最後はボレーで決める意識を持とう。
✓相手の動きが気になるのなら、触られても良いのでボールに集中する。

です。チャンスボールが決められるようになると、テニスがより面白くなるはず。大切な技術ですのでチャンスボールの打ち込み→ネットプレーで決める！意識を大切にして下さいね！

今日はこのへんで。それでは！

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