テニス ドライブボレーって必要なの?

ドライブボレーとは

相手の浅く浮いたボールをストロークのスイングで直接叩き込むショットです。ストロークでもあり、ボレーでもある不思議なショットですね。

ドライブボレーは全てのショットの中でもかなり難易度が高いショット。前に詰めながらボールを打つので打点が狂いやすい、難しいショットです。

このショット、厄介なのは難しいショットの割にあまりお目にかかる機会がないという旨味が少ないショットです。プレーヤーによっては「そもそもドライブボレーって練習する必要あるの?」って思う方もいるはず。

確かに僕もこのショットを重点的に練習するのはどうかな?とは思っていた時期もありました。ただ、沢山の試合経験を通じて、このショットがあったら確かに便利だなと思えるシチュエーションもありました。

さらに言うと、ドライブボレーを練習することにより、通常のストロークにおいても良い効果があるということが分かりました。

今回はドライブボレーというショットの特性、利点とその有効活用、練習方法についてです。

是非参考になればとおもいます。

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Contents

なぜドライブボレーを打つの?

まずはドライブボレーを打つ意味に関して考えていきましょう。

まずおさらいですが、ドライブボレーは浅いボールをノーバウンドでトップスピンを掛けながら打つショットですね。

このショットの最大のメリットは攻撃的に、かつ相手の時間を奪うことができる点。つまり、かなり効果的に相手のバランスを崩し、エースにもなりやすいショットです。

ただこのショットの問題は「打てる状況」が少ないこと。高くて浅いボールしか打つことができません。以上の特性を踏まえて、このショットの有効活用法を考えてみましょう。

シコラーにはドライブボレーが有効!

このショットが生きてくるのは打っても打っても中ロブばかり上げてくるプレーヤー、つまりシコラーです。

シコラーはこちらが打っても打ってもトップスピンで返してきます。そんなボールは例え浅くてもこちらに跳ねてきて打ちづらいものです。

浅く高いチャンスボールは跳ねてくる前にライジングで打つのがセオリーですが、さらに攻撃的にドライブボレーを混ぜる戦術は非常に有効。

ライジングショットだけでなく、ドライブボレーを打つことで相手のタイミングを外すことができます。相手にボールのタイミングを読まれなければこっちのもの。大量のアンフォースドエラーの山を築くはずですよ!

ドライブボレーを練習するメリットは実は沢山ある!

あまり知らない人も多いのですが、実はこのショットを練習することはストロークの上達にとても意味があります。

ラケットじゃなくても手出しでもいいのでボールを高く出してもらい、ノーバウンドでトップスピンを掛ける練習をしましょう。(ドライブボレーは基本的にトップスピンを掛けます)ノーバウンドでボールをしっかり打つのは意外と難しいのです。しかし。この練習をすることで

〇正確にボールにインパクトする能力
〇正しい打点で捕らえる感覚
〇勢いの無いボールをしっかり打つ能力(スイングスピードを上げる)

と三つのスキルを養うことができます。手出しの勢いのないストローク練習も非常に有効ですが、ドライブボレー練習も力強いストロークにするためには、非常に効果がある練習ですよ!

関連記事:手出しのストローク練習は侮れない3つの理由

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まとめ

今回はドライブボレーの必要性や練習することによるメリットについてまとめました。

要点は

✓ドライブボレーを打てる状況は少ないのは確か
✓シコラー相手には非常に有効なショットである。
✓このショットを練習することでストロークがとても上達する!

意外と侮れない、と感じて頂けましたか?そうと分かったらぜひ練習見てください。できれば手出し練習がおススメです。100球打ち終わったころには自分のストロークの調子が良くなるはずですよ!

今日はこのへんで。それでは!

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