伸びる重いスライスを打つコツは?

相手の手元に伸びてくる重いスライスショット。スライスショットが上手い相手との対戦は苦労しますよね。

しっかりと相手のサイドに走らせたのに、キレのあるスライスで深く返してくる…しかもそのショットは凄く重くて上手く攻撃できない…スライスショットが上手いプレーヤーは例外なく時間の作り方が上手くディフェンスに長けていることが多いです。

このスライスショットはスライスショットは守備的な返球だけでなく、スライスアプローチ、スライスロブ等、変化を加えることでバリエーションに富んだボールを打つことができる便利なショット。体に負担が少ないというおまけ付きなので必ず覚えておきたいテクニックです。

スライスショットのクオリティを表す表現として、「キレ」が良いという表現をします。確かに上級者プレーヤーのスライスはカミソリのように鋭く、それだけでも攻撃されているような気分になってしまいます。

ちなみに僕は片手バックハンドなのですが、バックハンドスライスがかなり得意です。というのも、片手バックハンドは、両手よりもバリエーションを持たせやすいメリットがあるのでバックハンドスライスで緩急を持たせたラリーにするように工夫しています。

また、片手のバックはどうしても高い打点が弱点になってしまうので、そこを連続して打たれないように、相手に球種を読ませないことを心掛けています。そのおかげもあってか、ヘビースピンを打たれるプレーヤーにもかなり対応できるようになりました。特に片手バックハンドの方はスライスをしっかり打てるとかなり試合に強くなるので、コツをしっかり把握しましょう!

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Contents

重いスライスのキーワードが深い、低い、回転の3つ!

重いボールを打つコツについて書いた記事でも書きましたが、プレーヤーが重さを感じる時は、打点がズラされて上手くラケットを加速できなかった時です。

関連記事:ストロークで重いボールを打つコツ、ヒント

それをスライス系のボールで上手く再現するなら深さ、低さ、回転を両立させる必要があります。

ただ、この3つを同時に両立させるのは当然ながらとても難しいです。なので、まず最初は深さと低さを意識してスライスショットを打つようにすると良いでしょう。そして徐々に慣れてきたらスイングを鋭くしてスライス回転を増やしていくのがスライス上達のコツです。

当たりの厚さと低いスライスを打つコツはインパクトとフォロースルーを意識しよう!

深いスライスショットを打つということは、つまり当たりをしっかり厚く当てる必要があります。

スライスショットで当たりを厚くするコツはしっかりとボールを引き付けて打つこと。打点をトップスピンストロークよりもやや後ろ気味にすることを意識してください。打点を引き付けることで、フラット気味ボールを打つ事ができます。

もう一つ意識するのがフォロースルー。フォロースルーをしっかり前に取ることが大切です。

バックハンド、フォアハンドスライス問わず、スライスショットは後ろから前の前後の動きでパワーを生むショットです。たいてい勢いの無いスライスはカットしているような当たりの薄いスライス。

それを防ぐためにもフォロースルーはボールの軌道方向に素直に行うと当たりの厚さとコントロールを両立することができますよ!

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まとめ

ではまとめます。

✓重いスライスショットを打つには当たりの厚さが絶対条件
✓打点を引き込んでなるべくラケットがフラットに当たるように注意する
✓フォロースルーは前に。打球方面にするとコントロールが増す。

以上です。スライスショットが上手くなると同時に上手くなるのがブロックリターンやボレーの技術。しっかりスライスの面感覚を養えば、ほかの技術にも生かされるはずなので、苦手は人はしっかりマスターして下さいね。

今日はこのへんで。それでは!

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