今回はテクニファイバー社のポリエステルストリング、ブラックコードの感想、評価について書きたいと思います。
このガットを使った経緯は、ヒジ、手首を痛めてしまった時に「何か良いガットはないかなぁ…」と探した時に行き着いたガットでした。確か半年くらいお世話になったガットです。
ブラックコードのシリーズにはノーマルタイプのほかに更にスピン性能を高めたブラックコード4Sもあります。こちらも一回だけ張ったことがあるのでそちらについては後ほどレビューを書きたいと思います。
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概要
『説明』:ソフトフィーリングが腕の負担を軽減。五角形のストリングが高いスピン性能を生み出す。
『カラー』:ブラック
『材質』 :ポリエステル
『形 状』 :ペンタゴン
『ゲージ 』:1.16,1.24,1.28,1.32
良い点
- ポリストリングの中ではバツグンに柔らかい。
- 反発力が控えめなため、ボールコントロールが簡単
- ドロップ系のショットも打ちやすい
悪い点
- 反発力の低さはガットにアシストを求めるハードヒッターには向いていない
- 意外とスピン性能は普通
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総評
最近のポリエステルは「ホントに柔らかいなぁ」と感じることも多いんですけどね、コレは包み込むような心地の良いフィーリングですね。Babolat(バボラ) プロハリケーンツアー のように少し打ちごたえがある感じではなく最初から最後まで柔らかいイメージ。ポリ派によっては「柔らかすぎる!」と感じる人も多いかもしれません。(但し、ナイロンよりかはもちろん硬い、そして飛ばない)
耐久性は普通。多角形ですが、スピン性能もそこそこといった感じ。反発力がかなり抑えられているのでストリングパターンが細かいラケットを使っているプレーヤーはできればテンションを低めに張ったほうがベターという印象を受けました。
このガットが向いている人は「スイングスピードが比較的速く、ガットに耐久性も求めるコントロールヒッター」というイメージです。ガンガンハードヒットして球威で押していくタイプならばスピン、パワーのアシストが少しあるBabolat(バボラ) RPMブラスト やルキシロンのアルパワーのほうが良いかな?という感じです。あるいは肘に負担を掛けたくないハードヒッターにはお勧めですね!
あまり「ここが良くないなぁ」と思うことが少なかったガットです。ナイロン派からポリに移行したい人のファーストチョイスとしてもオススメです(但し、テンションはちゃんと低めにしましょう)。
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