テーマ:テニスの試合で劣勢でも挽回できるチェンジオブペースを学ぶ
この記事を読んでわかること:チェンジオブペースのタイミングとその方法
テニスの試合中における「チェンジオブペース」の戦略があるのは知っていますか?
より一般的に知られているのはバスケットボールのチェンジオブペース。ドリブルのテクニックであり、意図的にドリブルのスピードを速くしたり、遅くしたりすることでディフェンスを翻弄するテクニックです。
テニスにおいてもチェンジオブペースが存在し、上手く使えれば相手のミスを量産することができるでしょう。
今回の記事はチェンジオブペースを使うべき状況、タイミング、そしてその方法について述べたいと思います。
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チェンジオブペースをするべき状況、タイミング
まずチェンジオブペースをしなくてはならない状況を説明しますが、
✓サービスブレーク数が並んでいる時
✓劣勢に立たされている時
の二通りになります。
基本的に自分が優勢な時はチェンジオブペースをする必要はありません。理由は単純でゲームが取れているのにわざわざ戦略を変更する必要がないからです。
また、チェンジオブペースをするべきタイミングの目安としては第8ゲーム近辺が好ましいとされています。
なぜならこのあたりのゲームは勝敗に関わる重要なゲーム。両選手共に大きなプレッシャーが掛かります。
このタイミングでペースを変えるのは勇気がいりますが、プレッシャーが掛かっている時こそペースを変えることでミスを生み出しやすいのです。また、そのままのペース行くと負ける可能性が高いのです。勇気をもって試合の展開を変えてみましょう。
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チェンジオブペースの戦術
「チェンジオブペース」という言葉通り、ペースを変える方法、戦略自体はテニスにおいては沢山あります。(ネットプレーやムーンボールを織り交ぜる、スライスetc…)
しかし、大切なのは今までどのようなプレーをして多くポイントを取られてきたか、を見極めた上で策略を立てないと意味がありません。
一例を挙げるならば…
- 相手がカウンター系のプレーヤーでこちらのハードヒットを難なく切り返される→ムーンボールとスライスを増やしてペースを落とし、カウンター系のショットを打たせづらくする。
- 相手がシコラーでラリー戦で負けてしまう→ドロップショットを使ってネットにおびき出すor自分がネットに出て難しいパスを打たせる
- サーブ&ボレーを崩せない→リターンを思い切って打ち込むor全てロブで逃げてみる
と今まで簡単にポイントを取られていたパターンを覆すような戦略を立てることが重要です。
相手のプレースタイルを見て、何が得意で何が不得意かをしっかりと見極めた上でペースを速めるのかor遅くするのかであったり、左右に振るor前後に振る、トップスピンかスライスかを組み立てて下さい。
なお、様々なプレーヤーに対しての戦術、対策についてはこのサイトでも沢山書いてあります。
戦術カテゴリーをぜひご参照下さい。
それでは!
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