インパクトの後に面が下を向く理由

フェデラー選手に代表されるトッププロの写真で、インパクト後にものすごく下に向いている写真をみたことはありませんか?

実はインパクト後に下を向くのは意図的に下に向かせているわけではないのです。そこにはフェデラー選手のような美しいトップスピンを打つ秘訣が隠されています。

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インパクト後に面が下を向いている理由

この画像をそっくりそのまま真似するために面をかぶせながら打ってみてください。そうするとボールはネットを直撃してしまい、ボールはコートに入ることはありません。

確かにフェデラー選手をはじめ、多くのトッププロはトップスピンのインパクトの時、完全にはフラットに当てず、わずかに面をかぶせています。これは面がラケットに当たった時、多少面がぶれてもトップスピンがしっかりかかる目的があります。

しかしインパクトの瞬間はこんなに面が下を向いていることはありません。ではこのインパクトの写真はなぜかなり下を向いているのでしょうか?それは

ボールをラケットの下半分のエリアに当てているからなのです

ボールをラケットの下(地面側)のエリアで当てる時、ラケットがボールの衝撃で下を向くのです。このインパクト直後にラケット面が下を向くことによってボールの「フカし」を予防し、安定したトップスピンをかけることができます。

一方、フレームショットの確率が高くなるので少し高等なテクニックになります。

この技術を習得する上で最も効果的な練習はショートラリーになります。

ショートラリーでラケットの下側に当てる練習をしてみましょう。目標はフルスイングでサービスエリアに入るボールを打つ事です。

そのためにはラケットの下側にひっかけるイメージがとても大切です。厚く当てるのではなくあくまでこすらせるイメージが大切です。

フレームショットが増えたらうまく練習できている証拠かもしれませんね。

あとはロングラリーで同じ感覚で打ってみましょう。そのままだと回転過多になってしまうので少し厚い当たりを意識しましょうね!

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まとめ

✓トッププロがインパクトのあと面が伏せるのは伏せて当ててるのではなく、ラケットの下側にボールを当てている。
✓ショートラリーでラケット面の下側に当てる感覚を養おう
✓ロングラリーの時は少しだけ厚い当たりをイメージする

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