photo by Kate
右手首から一時離脱した錦織圭。ようやく復帰後のロレックスモンテカルロマスターズで初の4強という素晴らしい結果を出しましたね!
怪我の離脱から復帰。そしてチャレンジャーの挑戦とかなり苦労したようですが、無事に復帰できてよかったです。プレー内容もずいぶんと良くなり、本来の実力を取り戻してきたのではないでしょうか。それは錦織選手が倒した相手からも言えることかなぁと思います。
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2018ロレックスマスターズ結果まとめ
vsベルディヒ戦(一回戦)
相手は世界ランク18位のトーマス・ベルディヒ。今は少しランキングを下げていますが、数年前はトップ10常連のベテランプレーヤーです。
錦織はベルディヒとは相性が良いですが、過去にここモンテカルロでベルディヒに負けた経験があります。
試合内容としては4-6,6-2,6-1。スロースターターの錦織らしくファーストセットは落としたもののセカンド以降は錦織のストロークが優位に。実力者相手に最後は圧倒して勝利しました。
vsメドベージェフ戦(二回戦)
二回戦はロシアのダニエル・メドベージェフ。世界ランクは49位ですが、22歳と期待の若手。
序盤ブレークされますが、すぐさまブレークバック。その後はキレのあるストロークでフォア、バック共に強打が得意なメドベージェフを封じていました。
最後の方は完全に錦織ペースでした。スコアは7-5,6-2。
vsセッピ戦(三回戦)
三回戦はイタリアのアンドレアス・セッピ選手。世界ランクは62位ですが安定して世界ランク上位にいる中堅プレーヤーです。地元プレーヤーということもあり錦織にとってはアウェー。
セッピはストロークが安定しており、全体的にスキがないテニスをするタイプですが、序盤錦織がセッピを完全に圧倒し、6-0とするもののセカンドセットは地元の応援が過熱し、セッピが奮闘。6-2と
巻き返しますが、最終セットは錦織ペースで勝利。
セットごとに流れが変わる危ない試合でしたが、何とか勝利し6-0,2-6,6-3でした。
vsチリッチ戦(準々決勝)
マリン・チリッチは同世代のプレーヤーで2014年全米オープン決勝の相手でいわゆるライバルです。世界ランキングは3位とかなり好調。
関連記事:マリン・チリッチのプレースタイル
序盤から錦織が積極的に打っていくペースでファースト6-4。セカンドも5-4サービングサービングフォーザマッチを迎え、マッチポイントを2本握るの取り切れず。更にはタイブレークは1ポイントしか取れずに落とします。
ここはモンフィス戦との悪夢を思い出しましたが、ファイナルでは集中力を上げてそこからギアアップ。6-3で取り切りました。スコアは6-4,6-7(1),6-3。
動画もありました。
錦織圭vsチリッチ、モンテカルロマスターズスーパーポイントまとめ(出典tennis TV)
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錦織の動向は?
以前よりもバックハンド、フットワークにキレを感じていますが、最初ブレークされたりフルセットにもつれたり、マッチポイントの取りこぼしがあったりと圧倒的な勝負強さを知っている錦織も見てきた僕たちからするとまだ改善の余地があるかもしれませんね。
しかし、今回のロレックスマスターズは期待以上のプレーをしていますので是非最後まで健闘してほしいですね!
次はドイツの新星。アレクサンダーズベレフ。今後も錦織圭の活躍を暖かかく見守りましょう!
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