こんにちは、TAKU(タク)です。
今日はテニス初心者がまず最初の一本に買うべき、ラケットの黄金スペックについて書きたいと思います。
この黄金スペックというのはテニスラケットが初心者から中上級者まで長い間使い続けることができるスペックのこと。黄金スペック周辺のラケットはラケット重量も適切でスピン等もしっかり掛けることができます。このスペックのラケットを使用すれば上達も早く、しばらくの間はそれを使い続けても全く問題ないのです。
黄金スペックはラケット選びにおいてとても大事なファクターになりますのでちゃんと理解しておきましょう!
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Contents
テニスラケットの黄金スペックとは?
黄金スペックの詳細
ラケットを選ぶときはラケット重量、フェース面積、バランスポイントに注目してみて下さい。各項目に対する黄金スペックは下記参照。
ラケット重量:300g前後(女性は280~290g)
フェース面積:100インチ前後
バランスポイント:320mm前後(女性用は320~330mm前後)
になります。このスペックが全てのプレイヤーにおけるラケットの平均的なスペックになります。テニスラケットを初めて買うけど今後も上達も考えて買いたい方にはぜひぜひオススメです。
女性は「デカラケ」を勧められることもある
女性がテニスショップに行った時にショップ定員に「テニスの全くの初心者なんですけど、どのラケットがオススメですか?」と聞いたときにフェースが黄金スペックよりもかなり大きいラケット(110インチとか)、通称「デカラケ」を進められることがあると思います。
例えばこんなタイプ。これは115インチのかなりデカラケです。
このデカラケというタイプはとにかく飛びやすく、ボールも当たりやすい簡単なラケットです。一方、ボールが飛びすぎるため、スピンなどが掛けにくいデメリットもあります。
なのでデカラケをオススメするのはスポーツがそこまで得意でない女性や、テニスを単純に楽しんでプレーしたい女性にはオススメ。上達を考えるとやはり黄金スペックが無難でしょう。
競技者プレーヤー(元アスリート)は黄金スペックだと物足りないかも
一方黄金スペックはラケットをしっかり振り切ることができる競技者プレーヤー、上級者には物足りないと感じるかもしれません。
黄金スペックは競技モデルと比較すると20g程度軽いです。テニスラケットは重いものを使うほうが、当然相手のボールに打ち負けなくなりますし、強いボールを打つ事ができます。そういう意味では黄金スペックのラケットはどこかのタイミングで卒業するのもありかなと思います。
また、元アスリートで体幹がしっかりしている人は最初から競技モデルでも良いかもしれません。
黄金スペックを基準にラケットを選ぶ
つまりは黄金スペックを基準にして
✓自分が非力だと感じるならば→ラケットフェースの広く、軽いものを使う
✓自分の腕っぷしに自信があるならば→ラケットフェースが狭く、重いものを使う
ことで上手くバランスが取れると思います。ラケットフェースの広く、軽いものは良く飛ぶけど、ボールに打ち負けることが多くなり、狭くて重いものはボールが飛ばなくなり(コントロールしやすい)、ボールに打ち負けなくなります。
各メーカー黄金スペックラケットは?
バボラ(baboat)
まずはバボラから。実はこの黄金スペックという言葉の発祥そのものがバボラのピュアドライブを起源としたもの。
そのくらいピュアドライブというラケットは万人に愛されているラケットです。バボラのラケットはスイートスポットを外してもしっかり飛んでくれるので結構らくちんなラケットですね。
ヘッド(head)
続きましてヘッドから、こちらのヘッドグラフィンタッチエクストリームはフランスのテニス選手リシャールガスケが使用しているラケットシリーズになります。ガスケのプレーらしくスピンががっつりかかってくれるモデルですね。
ウィルソン(wilson)
つづきましてウィルソンの黄金スペックラケットはこちら。ウルトラ100カウンターベールですね。
こちらのラケットは主に衝撃吸収性とネットプレーに長けているとのこと。ダブルスプレーヤーにはオススメできますね。
ベースライナーならば錦織圭が使用しているシリーズ、バーン(Burn)の黄金スペックがオススメです。こちらはBURN 100S CVベースライナー向け黄金スペックラケットです。
ヨネックス(YONEX)
ヨネックスからはこちら、ニック・キリオスが使用しているシリーズの黄金スペックモデルEZONE DR 100になります。こちらのラケットは反発力と食いつきが大きく、パワーとコントロールを兼ね備えたオールラウンダーモデルです。
ベースライナーにはこちらもオススメ。VCORE Duel G 100というモデルになります。ボールをしっかり潰しに行くハードヒッターモデルとのことですが、競技者モデルと比較すると少し軽いので取り扱いはそこまで難しくないと思います。
スリクソン(SRIXON)
最後にヨネックスのほかにもう一つジャパンブランドから。スリクソンのスリクソン レヴォ CV 3.0というモデルになります。メーカー説明によると100インチの良く飛ぶフェースに独自技術であるソニックコアでさらに強化。定評のある食いつき感のほかにスピン性能も上げたオールラウンドモデルのとのこと。確かにスリクソンのラケットは柔らかいイメージがあります。このラケットも使いやすいはずでしょう!
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まとめ
今回はラケット選びのコツ、黄金スペックについてと各メーカーの黄金スペックラケットを紹介しました。
黄金スペックラケットはとにかく、初心者にも、そして上達を目指す人にも使えることのできる万能ラケット。ぜひ最初の一本は黄金スペックを参考に選んでみて下さいね!
それでは!
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