この記事で分かること:メンタル面を改善してダブルフォールトを減らす方法
テニスで一番辛いミス。それはダブルフォールトだと思います。
ダブルフォールトは相手にポイントを献上してしまうもの。
やってしまうとプレーヤーも意気消沈してその後のプレーが見る見る悪くなったりもしますよね。
ダブルフォールトが多いか少ないかの目安として
自分のサービスゲームで2ゲームにつき1本未満が最低ライン。
これはあくまで目安ですが、これを超えてきてしまうとサービスゲームが圧倒的に不利になっちゃうんですよね。
今日はダブルフォールトが多い人のために良いヒントになるような記事を書きたいと思います。メンタル面を正す応急処置法ですのですぐに実践できますよ!
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Contents
ダブルフォールトの原因を二つのファクターから取り除こう
ダブルフォールトを冒す原因としては主に技術的な要因、精神的要因、そして両方とも関わってくる場合があると思います。
例を挙げて説明してみましょう。
特別プレッシャーがない時に
✓回転系サーブを打つことができない
✓回転系サーブを打つ時に当たりが安定していない
というような症状なら、まず根本的にセカンドサーブを打つための必要な知識、技術が単純に不足しているだけです。
つまり、練習が単純に足りません。しっかりと時間を割いてサービスボックスに入りやすいスライスサーブ、スピンサーブを練習しましょう。
一方、練習ではしっかり打つことができるのに
✓30-30オールとか大事な場面でダブルフォールトが増える
✓ポイントをリードされるとダブルフォールトが増える
ようでしたら、単純に技術だけでなく、メンタル面も同時に改善するとダブルフォールトが激減するかもしれません。
今回はこのメンタル面の改善方法について詳しく書きたいと思います。
ダブルフォールトしやすいメンタル状況とは
回転系サーブは打てるけど、大事な場面でダブルフォールトする確率が高い人はメンタル面を改善してみましょう。
恐らく、このようなタイプはダブルフォールトするのが癖になっているタイプ。
ではなぜ癖になるのか。一番考えられるのは大事な場面になった時にダブルフォールトする姿が頭によぎっているというパターンです。
実はこれ、ダブルフォールトの確率を飛躍的に上げてしまう罠なんです。
トップアスリートは最高のパフォーマンスする為に試合前にイメージトレーニングをします。
何故、イメージトレーニングをするか。イメージトレーニングは自分の体を理想的に動かすための手法、手段だからです。
これをサーブの打つ直前に行うとどうでしょう。体はイメージに対して忠実に動かしてしまうのでダブルフォールトする可能性が上がるのです。
とうとした時にダブルフォールトが頭によぎったら、一旦打つのをやめて深呼吸してみる。これだけでも少しダブルフォールトの数を減らすことができますよ。
ダブルフォールトを防ぐメンタルトレーニング
ダブルフォールトが頭によぎったら打つのをやめる。それだけでも一定の効果があると思いますが、さらにメンタル面を改善する方法は
サーブを打つ直前の1秒ぐらいで、自分が打ちたい理想的なセカンドサーブを頭の中で強くイメージしてみましょう。
ボール軌道、ネットの通過点、サービスエリアの落下位置を頭の中でイメージしてからサーブを打ってみてください。かなりの確率でボールが打ちたい場所に入ってビックリするはずです。
この一瞬のイメージがサービスエリアに入るかどうかをかなり左右します。
ポイントとしてはイメージする時間は約1秒ぐらいにとどめておくこと。
そこでやたら長い時間を取ってしまうと余計な雑念を生んでしまうので気を付けましょうね。
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ダブルフォールトしないメンタルの最高系とは
では最終的には目指すべきダブルフォールトしないメンタルとはどのような状態か、というと
ずばり、セカンドサーブを無意識のうちに打てるレベルまで鍛錬すること(オートメーション化)です。
つまり、日常生活では箸を持つように、セカンドサーブを打つ事に対しては何も感じないレベルまでセカンドサーブに打ち込むということ。
技術を最大限に高めれば、精神的要因を排除することができるということです。
まぁ実際のところ、こんな状態まで練習するのは絶対無理でしょう(笑)
ただ、一つ言えるのはセカンドサーブを打てば打つほどセカンドサーブに自信が持てて、精神的要因が少なくなってくるということ。
考えてみるとプレッシャーのある場面でダブルフォールトが増えるのは自分の技術が定着していない証拠。確固たる技術があればメンタルに左右されずにセカンドサーブを打つことができます。
従って、イメージトレーニング法はダブルフォールトを減らす応急処置として役に立つけど、これだけでは完治はしません。
根本的にセカンドサーブを沢山打って技術の向上させるのが一番大事だよ!ということです。
テニスの実力を決める指標となるセカンドサーブ。
普段の練習でもしっかり練習時間を割いて鍛錬してくださいね!
それでは!
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