この記事で分かること:試合で強くなるための思考法、心構え
今回は練習では上手く打てるのに試合ではなかなか実力を発揮できない人に役に立つ記事を書きます。
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試合に強い人と弱い人の思考法の差とは
まず、試合で充分な実力を出せずに勝てないプレーヤーには一つの共通点があります。
それは、試合ではなく練習をベースにテニスを考えているのです。
これはどういうことかと言うと、試合で勝てない人の思考は
練習を沢山行って技術を上げる→試合で試してみる
という考え方をします。
この考え方の行動パターンは練習ばかりして試合はあまりやらない。その結果、試合独特の緊張感に慣れず、また試合での駆け引き、戦術が未熟なのです。
では強者プレーヤーはどう考えるか、というと
試合を沢山行って、足りないと思った技術を練習するのです。
両者の考え方が全く違うと思います。
まず沢山試合を行い、何が足りなくて試合に勝てていないか、そして自分の武器をどう伸ばしていくかをまず把握する。
そして技術の習得、修正した後にまた試合を行い、改めて自分のプレーの分析をする。この繰り返しです。
この思考法は練習の成果が試合に直結するため、ケタ違いのスピードで試合に強くなるはずです。
熱心に練習することは大切ですが、この練習はなぜ行うのかを明確にするために、それと同じぐらい試合を行いましょう。
試合を沢山やらないと駆け引きや戦術は覚えられない
試合ではプレーヤー同士の戦術の駆け引きが絶え間なく行われています。
プレーヤーは沢山試合をすることで「OOの時はOOをして対応する(例.ブレークポイントの時は意表をついてサーブ&ボレーをするetc…)」と様々なシチュエーションに対しての有効な戦術というものを覚えます。
テニス戦術本やインターネットでの検索やこのブログを通じて、いろいろな戦術を覚えることは大切です。
しかし、実体験が伴わないと戦術や駆け引きが自分の中で定着しないのは事実。
従って、実際に試合で困った事態に直面し、どのようにすれば切り抜けられるのかと考え、実践し、そしてそれが効果があった時に初めて覚えたことが役に立つのではないかと思います。
そのためにもまずは試合を沢山行わないとその「困った場面」にも向き合う機会がないのです。
既に試合をベースとして考え、試合ありきでテニスを考えられている人はもう一つ上のレベルを目指しましょう。
それは試合で自分が足りないと思った技術や、試合で困った場面になったら試合後にメモをすること。忘れないうちにメモを取って次の練習に生かしましょう。
私の場合は試合を年間400試合近く行い、練習後は毎回反省するための練習日誌をつけることを5年間ぐらい続けました。(試合がメインの練習。勿論練習もやりましたし、壁打ち等も有効活用しました)
その結果、色々な戦術、駆け引きのノウハウを蓄積し、試合で引き出しが増えて困難な場面も切り抜けることができました。
当然試合での勝率が上がり、特に接戦を制することが多くなりました。
個人的にはテニスに多く練習時間が割けない人が試合に勝つためにはこの方法が一番なのでは?思っています。
私の練習法は向き不向きがあるので参考程度に考えて頂ければ、と思います。
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最後に
試合に強くなる思考法というのは
✓試合を行って足りないと思った技術、戦術を練習で身につける
✓試合を沢山行って戦術、駆け引きを覚える
この二点です。つまり試合数が相当量必要になるということです。
一点注意するのはただ闇雲に試合をするだけでは試合には強くならないということ。
しっかりと自分の武器、弱点を把握した上で練習に励んでくださいね!
それでは!
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