跳ねるスピンサーブが打てない理由

スピンサーブはテニスで最も難しい技術の一つです。

スピンサーブはキックさせ、相手に打ち込まれないようにするのが大切です。例え跳ねてもその跳ね具合が弱ければ恰好の餌食になってしまいます。

ではどのような点に注意すればスピンサーブをより跳ねさせ、相手のリターンミスを誘えるレベルまで到達できるのでしょうか。

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スピンサーブが跳ねない理由

スピンサーブを跳ねさせるためには三要素あります。それは

回転量×高さ×スピードです。

これら三つのうちどれか一つでもか欠けていると効果的なスピンサーブは打つ事ができません。

恐らく回転量と高さについてはスピンサーブを習得したい人は重々把握していると思いますが、意外と知らないのがスピードです。ボールにスピードがないと強烈にはキックしないのです。

考えてみれば単純です。ボールを高い位置から落とす時、そのまま落とすかor叩きつけて落とすかでボールの跳ね具合が違うのは明確ですね。

よくスピンサーブは山なりに打つという指導があります。跳ねさせるという点では間違ってないのですが、山なりだとスピードが出ないため強烈なキックはしません。

徐々にある程度高さを押さえ、スピードのあるスピンサーブを打ちましょう。

キックするスピンサーブを打つ方法

効果的なスピンサーブを打つ為の必要条件は二つあります。それは

スイングスピードとある程度のリーチです。

まず必須なのはスイングスピードです。ある程度の回転量とスピードを両立させなくてはいけないため、源となるスイングパワー、スイングスピードが必要です。

例えばフラットサーブでせいぜい120kmくらいの遅いサーブしか打てない人は絶対に良いスピンサーブは打てません。まずフラットである程度球速が出るよう、運動連鎖を学んでからスピンサーブを習得したほうが良いです。

スイングスピードを上げる方法としては素振り、肩甲骨回りのストレッチ、筋力トレーニングがおすすめです。素振りで風を切る音が勢い良く聞こえるようになるまで地道なトレーニングが重要です。

ある程度のリーチ(身長+腕の長さ)ということですが、リーチが長ければ長いほど高さとスピードを両立できます。ただ、特別高い身長がなくても(165cm~)スイングスピードで補えば良いスピンサーブが打てると思います。これ以下でも打てないことはないと思いますが、低い打点から滑ってくるスライスサーブのほうが有効です。自分のリーチを踏まえ、どちらのサーブが有効か考えておきましょう。

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まとめ

✓スピンサーブで必要な三要素は回転量×高さ×スピード
✓三つを高次元で実現させるにはスイングスピードが必須
✓リーチ(身長+腕の長さ)はある程度必要。身長が低いとスライスサーブの方が有利であることも覚えておく

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