バックハンドリターンの基本やコツ

photo by Marianne Bevis
バックハンドリターン、苦手としている方は結構いらっしゃるかと思います。

僕もテニスを覚えたての頃はバックハンドのリターンには苦労しました。その頃は幼少期だったということもあり、まだ体が出来上がってないという理由もありましたが、速かったり、跳ねるサーブをしっかり合わせてリターンするのはテニスを暫く続けてても本当に苦労させられました。

リターンゲームで苦手なサイドがあるというのはサービスブレークに繋がりにくく、サーバーにプレッシャーがかかりません。僕もずいぶんにバックハンドリターンは練習したので今ではかなり得意になっていますが、不得意なサイドがなくなりかつリターンの質が高くなったことによってブレークしやすくなったと感じています。

今回はバックハンドリターンのコツについて書きたいと思います。両手、片手どちらもほとんど共通のポイントがありますのでその点を解説したいと思います。

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Contents

あなたのバックハンドリターンの質はどのくらい?

全くリターンが入らないならまずはバックハンドスライスのリターンを覚えよう!

あなたがもしバックハンドリターンでミスを連発するならば、まずはスライスリターンを覚えたほうが良いでしょう。スライスリターンは攻撃的ではないですが最も安全で守備範囲の広いリターンです。

バックハンドスライスリターンの方法

・リターンでポジションに構える
・バックハンドに来たらグリップをコンチネンタルにチェンジ
・右足を踏み込みながら面をやや上向きにしてボールを当てる。余計なスイングはしない!

動きはバックボレーをイメージすると良いです。とにかくラケットの無駄な動きを省くことで確実に返すことを目的とします。

シングルスならこのリターンで充分ですし、ダブルスならスライスロブという選択肢もあります。ミスをしないという観点ならこれで充分でしょう。フェデラーも読みが外れたときは多様するリターンです。

攻撃的に打つならブロックリターンを使おう!

スライスリターンは安全に返せる技術ですが主導権を握るためには相手のサーブの威力を利用して返すブロックリターンという技術を覚えましょう。このリターンはスライスリターンよりはるかに難易度が高いため、細かく説明します。

✓テイクバック
リターンのテイクバックの基本はとにかくコンパクトに!です。目安としてはラケットを引くのではなく、ボディターンだけで終わらせるイメージを持ちましょう。

また、テイクバックの時点で手首をインパクトの状態で固めましょう。ここはリターンが
苦手な人が見逃しがちなポイントです。

✓フットワーク
まず前提としてリターンの時のスプリットステップは確実に行いましょう。

ボディターンを作ったまま余裕があれば可能な限り右足を踏み込んで打ちます。オープンのまま打つのは速いサーブがきて時間がない時だけです。

✓インパクトの前後
テイクバックで固めていた手首を維持したままインパクトを迎え、フォロースルーでも手首を必要以上に使わないようにしましょう。前腕の回転運動(プロネーション、スピネーション)も大きくは使わないでボールを打ちます。

リターンが上手い選手としては両手バックハンドならばジョコビッチが非常に上手いので参考にしてみて下さい。

完璧なジョコビッチのバックハンドリターン(出典:Topspin Tennis)

片手バックハンドのリターンが上手い人物を上げるのは難しいですが、フェデラーのリターン動画がありました。参考にしてみて下さい。

ステップインを毎回行うフェデラーのバックハンドリターン(出典:Fuzzy Yellow Balls)

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まとめ

今回はバックハンドリターンのコツについて書きました。

要点は

✓テイクバックはストロークよりもかなりコンパクトに!
✓まず返すだけならスライスリターンを覚える
✓ブロックリターンは手首を固めて打つこと

以上になります・。

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