テニス 試合で相手の弱手を見抜くコツ

テニスの試合で勝つためには

相手のがどのようなプレーやショットを苦手としているかを早く、そして正確に見抜くことがとても大切です。

もちろん弱点を見抜いてもそれを行う実行力(ボールコントロールの技術・精度)が伴っていないと実行してもエラーが上回ってしまいますが、何も意識せず、ただ闇雲にボールを打つのとしっかり戦術を立ててプレーするのでは展開も全く違うものになります。

今回は僕が実践しているシングルス・ダブルス別で相手の弱点を見抜いていくコツについて書きたいと思います。僕もこの点を意識するようになってぐっと勝率が上がりました。ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです!

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Contents

どこを意識して弱点を見抜くかがとても大切

シングルスとダブルスでは、どのような技術に穴があるか、を見抜くポイントが全く違います。この点をまずはしっかり把握しておくことがとても大切ですね。

シングルスで相手の弱点を見抜くポイント

シングルスにおいてはベースラインでのプレーでの弱点をまず見つけること。これがとても大切です。

シングルスは圧倒的にベースライン上でのプレーが多いので、ベースライン上で苦手なポイントを見つけると当然そのあとの展開が楽になりますね。見つけ方については後で書きたいと思います。

ダブルスで相手の弱点を見抜くポイント

ダブルスは対してネットプレーが圧倒的に多いです。ダブルスはネットプレーの弱点をしっかり見抜く必要があります。

相手ペアのそれぞれのネットプレーの質、そしてどちらが上手いかをちゃんと把握しておくことが大切です。

試合で弱点を簡単に見抜く方法

これについてもシングルス、ダブルスに分けて考えていきたいと思います。

シングルスの場合

シングルスの場合、ストローク戦での弱点を見抜くのが大切と書きました。

この見つけ方のコツなのですが、ありがちなパターンを頭の中に入れ、それを実行することです。ちょっとわかりにくいかもしれませんが…

フォアハンド、バックハンドで分けて何個か例を挙げてみます。

フォアハンド
・グリップがかなり厚い→スライス系の低いショットが苦手
・グリップがかなり薄い→高いトップスピンが苦手
・回り込みが多い→バックハンドが苦手
バックハンド
・片手バックハンド→高く跳ねるボールが苦手
・両手バックハンド→低くて浅い打点が苦手
・スライスが打てない→スライスを返すのが苦手
・フォアで打てるボールをバックで打つ→フォアが苦手

大体は相手のグリップ、打法、フットワークで弱点というのは予想できるものなのです。

なので相手が片手バックハンドでグリップが薄いならば、まずは高く跳ねるボールをバックハンドに打ってみましょう。試して上手くポイントが取れないならば切り替えて別のショットを試せば良いということです。

今回書いた「あるあるパターン」は他にも沢山あります(書き切れないので割愛しますが…)。テニスプレーヤーは十人十色と思いきや、意外と傾向が似ていることが多いので、毎試合の反省で自分の中の「あるあるパターン」を蓄積していくことが大切です!

ダブルスの場合

ダブルスの場合はネットプレーの弱点を見抜くくことが大切と言いましたが、ネットプレーの場合、シングルスのようにパターンで考えることが難しくなります。

これはボレーというショットは打法は一つしかない(コンチネンタルグリップ)ためです。なのでダブルスの場合は相手の弱点を推測するのが難しいのです。なのでダブルスでは積極的にいろいろなショットを試して弱点を探していくのが重要です。

特に確認してほしい大事な点を上げると

✓どちらのプレーヤーの方がネットプレーが上手いか?(最重要)
✓突き球(速いフラットボール)に対応できるか?
✓ローボレー、ハイボレーは上手いか?
✓スマッシュは強く打てるか?

ここら辺の良し悪しが分かってくるとその後のプレーがぐっと楽になってくるはずです。弱点が見つかったら後は徹底的にそこを狙ってプレーをすればポイントが取りやすくなるはずですよ!

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まとめ

今回はシングルス・ダブルス別で相手の弱点を見抜くコツについて書きました。

要点は

✓シングルスでは主にベースラインでの弱点を見つける
✓ダブルスではネットプレーの弱点を見つける
✓シングルスはグリップの握り、打ち方等である程度予測ができる
✓ダブルスは実際に打ってみてミス率を確認する

以上になります。

テニスはついついフォームや技術ばかりに気を取られがちですが、実際に試合に勝つならば戦術を考え、実行する力はとても大切です。試合ではただ闇雲にプレーせず、どうすればポイントを取れるかを常に念頭においてプレーしましょう!

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