シングルスの試合で勝てない原因と対策

ちゃんと練習しているのにシングルスの試合で勝てない…そして自分のどこが悪いかもよくわからない…そんな路頭に迷っているプレーヤーはいませんか?

テニスをしていればいつかは訪れるスランプ。自分の思い通りにいかず苦しむ時期はプレーヤーの誰しもが経験するはずです。

僕も試合、特にシングルスで不調の時期に遭遇したことはあります。ダブルスならペアリングで何とかなることも多いんですけどね。一人でやるシングルスは自分の技術、メンタル面がもろに左右してしまうので不調が継続することを多いでしょう。

ただ、いくら負けてふてくされていても、自然と勝てるようにはなれませんし、しっかりと原因を考えなければなりませんよね。

今回はシングルスにおいて勝てない原因について考えてみました。決してスランプ等の精神論ではなくシングルスのゲーム性も踏まえていますよ。

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Contents

シングルスの試合に勝てない要因

シングルスの試合はプレーするのも見るのもたくさん行ってきましたが、練習では良いボールを打つのにシングルスで勝てないプレーヤーにはある共通点があるように感じてます。

これが2つありまして

×ベースライン上でポイントが取れていない(ミスが早すぎる)
×サーブ、リターンのどちらかの質が低い

このパターンが圧倒的に多いです。これら2つについて詳しく説明していきたいと思います。

シングルスはベースラインのラリー戦でポイントが取れないと絶対に勝てない

シングルスは大抵のシチュエーションでベースラインでプレーしています。あなたが極端なサーブアンドボレーヤーならまた話は別ですが、これは大体の人に当てはまると思います。試合の敗因、細かい要因は様々ですが、本質的な敗因は最もプレーする時間が長いベースラインでポイントが取れないからであることが多いです。
特にラリーが続きやすいオムニコートが大半の日本ならなおさらでしょう。

なので、試合に負けたらまずやるべきことはベースラインでのポイント獲得率、ポイントを失った原因を探ることです。例えば

✔バックハンドの高い打点にボールを集められ、先にミスをしてしまった
✔走らされた時に簡単にミスしてしまった
✔スライスショットに対応できなかった

等など、思い返せば沢山自分の悪いプレーがあったはずです。

このように試合の敗因を分析する癖はとても大切です。「最近調子が悪いから」とか大雑把に「バックハンドが下手だから」と思っているだけでは試合勝てるようにはなりません。

ミスの原因を分析し、そこを補強するように練習すれば上達スピード、試合の勝率は圧倒的に高くなるはず。シングルスならばまずはベースラインでのプレーがどうだったかを振り返るのが最初にするべきことでしょう。

サーブリターンの質は思っている以上に大切。ここに気付けるかどうかがカギ

サーブとリターン、これは本当に重要です。

これはなぜかというとラリーの最初に打つショットだからです。単純に打つ頻度が多いというだけでなく、これらのショットによってストロークのフィーリングやラリーの展開まで変わってくるからですね。

最近のテニスプレーヤーを見て思うのですが、ラリー練習or試合オンリーという方はとても多いです。

まぁ毎日練習プレーできる学生プレーヤーならともかく。平日夜や週末しかできないプレーヤーは仕方の無いことかもしれませんけど、やっぱり少しでも時間を割くべき項目だと思います。可能ならば毎回の練習で最低でも30分は取っておきたいところ。

これができないのならば壁打ちやトスアップの練習を沢山行いましょう。それだけでも次の練習の時にサーブの調子が良くなっているはずですからね。

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まとめ

今回はシングルスにおける負ける根本的な原因について書きました。(細かい要因については書けませんでしたが)
要点は

✓試合で敗因を分析し、次回に役立てるのは絶対に行う!
✓シングルスの場合、「ベースラインでポイントが取れなかったから」が圧倒的に多い。
✓ベースラインでのプレーを細かく分析し、必要な練習を見出そう。
✓サーブ、リターンの質が低いと試合が不利になり易い。

以上になります。

要はシングルスで必要なのはストローク、サーブ、リターンなのかな?と個人的には思います。(賛否両論あるかと思いますが…)是非参考にして下さいね。

関連記事:テニス 重要なショットって結局なんなんだろう。

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