photo by Marianne Bevis
スペイン出身の中堅にあたるプロテニスプレーヤー。キャリアハイは2011年の23位で2018年4月時点で69位。ツアー優勝はシングルス5勝(クレー3ハード2)
スペイン出身なので基本的にはストロークがしっかりしている。クレーコーターと思いきや、フラット系のストロークを持ち玉としており本人もハードコートが得意だと公言する。
影響を受けた選手はピートサンプラス。主な戦績は2010年上海マスターズベスト8。2014年モンテカルロ・マスターズベスト8など。
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ギジェルモ・ガルシア=ロペスのプレースタイル
フラット系で攻めていくアグレッシブベースライナー
フォアハンドはグリップがそこまで厚くなくフラット系のストロークを打つ特徴が表れている。
ギジェルモ・ガルシア=ロペスのストローク練習(出典:TennisUnleashed)
試合を見てもライジングで処理する場面が多く、速い展開でガンガン攻めていくタイプ。
またバックハンドも前腕の回転運動をあまり使わずに固めてフラットドライブで打ち抜くことに重きを置いている。この手のタイプはイレギュラーバウンドしずらいハードコートではめっぽう強い。片手バックハンドだけあってスライス系のショットも使えるのも強みの一つ。
また、身長は185cmと大きい上に手足が長いため、リーチもかなり長い。力強いストローク力と平均以上のディフェンス力を持っているため、なかなか崩れないプレーヤーと言える。
ギジェルモ・ガルシア=ロペスの弱点は?
基本的にフラットドライブで打っていくスタイルだが、ショットはトップクラスと比較するとそこそこであって決して超攻撃なわけではない。
なのでトップクラスの安定したストローカー相手の場合は打ちじこりになってイライラして自滅というパターンが見受けられる。
長年トップ100以内に君臨しているだけあってショットは安定感があるが、格上相手にはよりリスクを背負って攻めなければならない。簡単に言うと意外性がそこまでないタイプともいえる。
錦織圭との戦績は?
錦織圭の3勝0敗
・ジャパンオープン(ハード、2008)
錦織圭6-4,6-4ガルシア=ロペス
・マドリッドマスターズ(クレー、2014)
錦織圭6-3,6-1ガルシア=ロペス
・全豪オープン(ハード、2016)
錦織圭7-5,2-6,6-3,6-4ガルシア=ロペス
ストロークの展開力やテンポの速さなら錦織圭のほうが分がありそう。セカンドサーブをガルシア=ロペス得意のフラット系ストロークが叩かれ続けなければラリー展開力で勝てるはず。
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ガルシア=ロペスの使用ラケット
ガルシア=ロペスの使用ラケットはヘッド(HEAD)プレステージプロ。
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