長いテニス人生のうちに試合で悔やしくてしょうがない負け方をすることは誰しもがあります。
あなたはそんな時どうしますか?
悔しくてラケットを放り投げ、テニスなんかやーめたとなってしばらくテニスを離れるか、あるい暴飲暴食に走って翌日はケロっと忘れているか、負けた後いてもたってもいられずがむしゃらに練習するかetc…
気持ちの切り替え方法は千差万別。どんな行動をとってもすぐに切り替えられるならそれはいいと思います。
しかし、重要なのはその後。私は負けた後の行動が一番、テニスプレーヤーの価値を決めるものだと思います。
今回は試合に負けて悔しくてしょうがない時にどう気持ちを処理し、次に繋げるかについて考えていきたいと思います。
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Contents
試合に出てる以上必ず負ける
まず、前提として考えて欲しいことは
スポーツには勝ち負けがある以上必ず負けるということを改めて認識することです。
かつての往年のナンバーワンプレーヤーがその生涯で一体何百回負けたのでしょうか?考えてみれば世界のナンバーワンプレーヤーがナンバーワンになっても負ける時だってあるのです。
ではあなたに勝ったプレーヤーはどうでしょうか。
例えあなたに勝ったとしてもそのプレーヤーより強い人はもう何千、何万といるでしょう。
結局その試合に勝ってもその人は必ずどこかでコテンパンに負けるのです。
では、勝ち負けは関係ないということでしょうか?それもまた違います。
私たちはテニスを上達することに対して喜びと感じ、日々練習しているのです。試合は切磋琢磨した技術を試しあう場。
その評価として勝ち負けという指標があるだけなのです。
つまり勝者も敗者もやるべきことは同じ。より多く勝利する為にシンプルに強くなるだけです。
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負けた後に何をするべきか
こう考えると負けた後にいち早く練習したい!という考えになると思います。そのエネルギーはとても大切だと思います。
でもせっかくだから体からみなぎるエネルギーをより有効に、そしてより長く使いたくはありませんか?
そこでやってほしいことはまず試合の敗因分析と改善する為の練習計画をしっかり立てることです。
まずは自分の何が悪かったのかを明確にすることを徹底するべきです。バックハンドストロークがすぐに浅かったのか、2ndサービスを叩かれたのか、メンタルコントロールができなかったのかetc…
そこを明確にすれば次に「何をするべきか」が見えてくるはずです。
そしてその次にそれを改善する為の練習計画を立てましょう。
まず目標を決め、それをいつまでに達成したいかを決めます。
例えばバックハンドのストロークで深さと回転量を増やしたボールを安定に打ちたいという目標を決め、三か月以内に習得する、といった具合です。
そして一番大事なのはその期間中は目標に対してどのくらい達成したかを細かく評価することです。最低でも週一回、できれば練習後は必ず見直しましょう。
ここまでやればあなたが試合の敗因であった弱点はみるみる改善していきます。しかも明確な目標があるから目的意識が芽生え、モチベーションの向上にもなるでしょう。
このような習慣をつけるのには練習日誌が良いと思います。出来れば勝っても負けてもつけて欲しいですがこれを機会につけてみてはいかがでしょうか?きっとつける時間以上の効果はあると思います。
最後になりますが、
、練習に励んで欲しいですね(^^)
それでは!
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