スピンサーブのコツその②

今回のスピンサーブのコツを集めた記事を書きたいと思います。

なぜ、スピンサーブのヒントをひたすら集める記事を書く理由については、前回の記事をご参照下さい。

関連記事:スピンサーブのコツ集その①

早速ですが、本編に移りたいと思います。ヒントは自分に合うもの合わないものがあるかもしれません。上手く取捨選択して上達に役立ててください!

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強烈に跳ねるスピンサーブヒント集その②

✓ラケットで背中を掻くようにスイングする
スピンサーブを打つ為に必須であるラケットダウンの概念を上手く取り入れるのに役に立つアドバイス。ラケットをボールの下側から振り出すためには振り出す直前のラケットが充分に下がってなければならない。背中を掻く動作が自然とラケットダウンを促進する。

✓ボールを打ち上げるように打つ
スピンサービスの導入としては役に立つアドバイス。ネットの高いところを通して高くバウンドさせるイメージを身につけるにはもってこい。しかし打ち上げるイメージではスピードが出ないため、重くて強いスピンサーブは打てない。重いスピンサーブを打ちたいなら、回転量×高さ×スピードを意識しよう。

✓ボールを打ちおろすように打つ
実践で本当に使えるスピンサーブは威力と確率を両立することがとても大切。従ってスピンサーブは打ち上げるよりも打ち下ろすイメージを持ったほうが良い。実際、打ち下ろす意識でラケット面を伏せたほうが、スピン回転は掛かりやすい。スピンサーブもフラット、スピンサーブと軌道は大きくは変わらない意識を持つことと。(フラットサーブに比べて軌道はわずかに上)スピン回転でコートにねじ込む意識を持とう。

✓ボールを胸でトラップするようにスイングする
このイメージを意識することで改善するのは主に二つ。胸をボールに向けることで上体が充分に傾き、縦回転を掛けやすくすること。もう一つは胸を張ることで相対的にラケットダウンが促進される効果がある。意識しすぎると振り遅れなどのミスが生まれるから注意が必要。

✓スイングする時にで肘をボールに向けるようにしてからスイングする
これもラケットダウンを促進させる効果がある。肘を上げることによってラケットが下がるため、縦回転を生み出しやすくなる効果がある。

✓スピンサーブの動作中は長く声を出す
ジョコビッチのファーストサーブとセカンドサーブの声を比較してほしい。セカンドのほうが、より長く、そしてより大きく声を出していることが分かる。これは、息を止めないことで一連の動作をスムーズにさせる作用がある。また声を出し続けることによって余計な物事を考える余地をなくす。

✓体をバネのように使ってスイングする
抽象的なアドバイスだが、体全体を積極的に使えば使うほど、疲労感は蓄積され、再現性が落ちる。従って、使う筋肉は足の筋肉を中心に使う。膝の角度は110°より鋭角になると、戻すのに大きな労力が掛かるので注意。また腰回りの筋肉は上体を支える為だけに使う。上体のそり戻しは故障の原因になるので行わないようにしよう。

✓ラケットの握りをバック側に厚く握る
てっとり早くスピンサーブを習得したいなら握りを変えて、スピンサーブの打ちやすい握りに変えてみると良い。バックハンド側に厚くに握ることによって勝手にスピンサーブに適したグリップになる。ボールの当たりが薄くなるが、スピンサーブは当たりを薄くしないと打てない。

✓体が伸びきる前に打つ
ボールが伸びきった後に打ってしまうと縦回転を掛けるパワーを与える余地がなくなってしまうため、スピンが上手くかからない。従って、体が伸びきる前に打つのが正解。伸びきる前に打つコツは打点を少しだけ下に下げること。

✓スピンサーブは振り切って入れるサーブ
スピンサーブは振り切ってしっかり回転を掛けないと、跳ね方が中途半端になってしまい、返って格好の餌食になる。球威のないセカンドサーブは打たれても手怖さを全く感じない。スピンサーブは安定感と威力を両立しないと意味がない。再現性が取れる範囲で力強くスイングすることが求められる。

以上で10個、今回も書かせていただきました。どのアドバイスが自分にとって役に立つか、しっくりくるかは分かりませんが、参考になったら幸いです。

もし、どうしてもスピンサーブの威力がでない!セカンドで使えない!と思ったのならこちらの記事もご参照下さいね。

参考記事:セカンドサーブ≠スピンサーブ

それでは。

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