アドサイドで効果的な鉄板パターンとは

あなたがスピンサーブを打つ事ができるのならば、アドサイドから相手のバックサイドにスピンサーブを打ってボレーで仕留める戦術はぜひ覚えておきましょう。

対戦相手がどんなに強くても、人間の体の構造上、バックハンドの高い打点は難しいという法則は変わりません。

このプレーをマスターして置くことが一つ、試合においても強くなるポイントと言えるくらい大切な戦術です。

何故この戦術を身につけると試合に強くなるのか、そしてこの戦術を身につけるにはどのような点を気を付けて練習するか書いていきます。

シングルスにおいても、ダブルスにおいても使える戦術ですので是非習得してみてくださいね!

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Contents

アドサイドは大切なポイントが多い

まず、テニスにおける1ゲームを取るためのポイントについて考えてみましょう。

例えば、そのポイントを取るor取られるゲームポイントはそれぞれのサイドでどのくらい回ってくるでしょうか?(タイブレークを除く)

まずデュースサイドから考えていきましょう。デュースサイドでゲームポイントを迎える状況はというとたったの二つ。40-15、15-40しか無いのです。

それ以外は全てアドサイド。従ってデュースサイドでポイントを取るよりも、アドサイドで多くポイントを取れればそれだけゲームを取る可能性は上がり、取られる可能性は下がります。

つまり、アドサイドでは常に自分の中で確実にポイントを取れるパターンを作っておく必要があるということ。

そういう意味ではスピンサーブをバックサイドに打ってボレーを仕留めるパターンは、バックハンドの高い打点は打ち返すのが難しいという点で理にかなった戦術である言えます。

スピンサーブ→ボレーの戦術に問わず、アドサイドではポイント取得率が高くなる組み立てをあらかじめ考えておく必要があるということを肝に銘じてくださいね。

どこを狙ってスピンサーブを打つべきか

この戦術において大切なことを言います。スピンサーブを打った後のボレー成功率は、ほとんどスピンサーブの質と入った位置によって決まってしまいます。

つまり、いかにサーブで相手の体勢を崩して弱いリターンを打たせるかということです。

強いリターンがかえって来なければ、シングルスならオープンコートにボレーをすれば良いですし、ダブルスならペアのポーチでポイントは決まります。

また、サーブはきわどいところを狙うため、基本的にはファーストサーブで使うのが好ましいでしょう。

アドサイドでスピンサーブを打つときに狙ってほしいエリアは相手のバックサイドの角度の突いた浅い位置です。

跳ねるボールを浅めのバックサイドに入れることでより相手から離れたエリアにボールを跳ねさせることができます。

練習するときは、サーブ打ちっ放しでこのエリアにコーンを置いてスピンサーブで狙ってみましょう。

理屈よりも体で覚えさせたほうが早いですが、注意点としては体の開きをしっかり押さえて、スイングのフィニッシュを真横にするとサーブに角度が付きやすくなりますよ。

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ベースラインプレーヤーこそ習得すべき

この戦術はベースラインプレーヤーが身につけると非常にプレーの幅が広がります。

相手にとっては普段ベースラインで打ちあうのにブレークポイントでサーブアンドボレーさせたら冷静にリターンできるでしょうか?

まず強いリターンは返って来ないですし、相手のリターンミスで次のボールを打たずしてポイントを取ることもできるかもしれません。

ボレーが苦手なプレーヤーでも挑戦してみるとオールラウンドプレーヤーの入り口になるかもしれませんよ。

それでは!

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