サービスゲームでの攻撃、ポイントを取るコツって?

サービスゲームで中々キープできない人は中級者くらいのレベルだと沢山いますよね。

なぜサービスゲームのキープが難しいのかというと、一つはダブルフォールトによる失点やセカンドサーブを打ち込まれることとかが考えられます。

サービスゲームをキープしたいのならばまずは打ち込まれない、かつ安定したセカンドサーブを身につけることが大切ですが、

関連記事:セカンドサーブを振り切るのは少しずつレベルアップさせる意識が大切

もう一つ大切なのが、サービスゲームでは積極的に攻撃して自分からポイントを取るパターンを増やすことだと思います。

今回は「セカンドサーブは比較的安定してるけど、どうもサービスゲームで優位性を出せないなぁ…」という方に参考になるアドバイスを書きたいと思います。

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Contents

ファーストサーブのコツや考え方について

サービスゲームで攻撃的に展開するならば「まずはファーストサーブからの展開を考えていきましょう!

まずあなたのファーストサーブのイメージはどのように考えていますか?

トッププロのテニスを見ている人ならば、ファーストサーブは積極的にエースを狙いに行っているイメージを持っているかもしれません。が、やっぱり彼らはトッププロですのでサーブの質も高い故の芸当です。

当然僕たちのサーブは彼らに比べたら大したことないので、(笑)まずファーストサーブでどのくらいの展開を作るのが理想なのかを考えていくことが大切です。

ファーストサーブの理想的な展開は、ずばり相手のリターンを浮かせて、次は自分のベストショットで仕留めれば良いのです。

例えば、シングルスならば主にフォアハンドを使って仕留めに行くでしょうが、ダブルスならペアにポーチが充分できそうな浮いたリターンが返ってくるように自分がサーブを打てば良いということですね。

仮に、ファーストサーブの全部をエースを狙いに行けばファーストサーブの確率どのくらいになりますか?

僕が思うに、例え日本のトップジュニアでさえファーストの確率は確実に50%以下になってしまうと思います。

ファーストサーブが与える相手へのプレッシャーは絶大なものです。大抵のプレーヤーはセカンドサーブに対しては攻撃的に返しますが、ファーストからリスクを冒すプレーヤーは少ないはず。

相手のリターンを浮かすことのできるサーブを60%以上入れられればあなたは簡単にサービスキープできるはずですよ。

サーブからの攻めの基本パターンは?

相手のリターンを浮かせるために、覚えておきたいオススメのサーブ配球はこの3つ。

✓フォアにスライスサーブを打って引っ掛けさせる
✓バックに軌道の高いスピンサーブを打って浮かせる
✓ボディに得意なサーブ(スライスでもスピンでも可)を打って詰まらせる

ひとまずはこの3通りを練習しておくのが良いでしょう。

スライスサーブを起点にした攻めは比較的簡単なのでまず初めに取り組んでほしい組み立てです。

シングルスならばデュースサイドからワイドに打ち、オープンコートを作るのが基本的な組み立て方。ダブルスなら主にアドサイドのセンターに使い、相手にひっかけさせてペアにポーチしてもらいましょう。(但し逆クロスが得意なリターナーは逆襲される可能性がある)

関連記事:スライスサーブの基本や打ち方 攻撃的に打つコツ

バックハンド側にスピンサーブを打つ組み立て方はダブルス、シングルスにおいても通じる方法です。バックの高い打点は打ちにくいですからね。特にアドサイドにスピンサーブを打ってチャンスボールを決めるor決めてもらう戦術は大事なポイントで頼りになる鉄板パターンです。

関連記事:スピンサーブの打ち方の基本、コツをはじめから丁寧に。

但し、バックハンドにスピンサーブを打つのは筋力の無い方や女子プレーヤー難しいのでトップスライスサーブでも構いません。

関連記事:トップスライスサーブの基本、打ち方のコツ

それ以外だと結構使えるのが相手の体めがけて打つボディーサーブです。

ボディサーブはノータッチエースが取れる可能性はなくなってしまうものの、ある程度のスピードを体にめがけて打てば意外と簡単に浮いた球が返って来ますよ。更にサービスエリアの真ん中に打てるため、打つのにプレッシャーがあまりかからないのもメリットです。

これら3つのサーブを駆使して、まずは相手リターンを浮かせることを目指しましょう。

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まとめ

今回はサービスゲームで優位性を出すための攻撃するコツを書きました。

要点は

✓ファーストサーブを効果的に使うのが大切
✓エースを取るのではなく、リターンを浮かせることに重きを置く。
✓スライス、スピン、ボディサーブをまんべんなく使っていこう!

になります。

上級者になればなるほど、サービスゲームのキープ率は上がってくるもの。普段からラリー練習ばかりではなく、サーブからか、あるいはリターンからの展開も練習していくとリズム良くポイントが取れるようになるので、しっかり練習しましょう!

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