西岡vsワウリンカ 西岡の資質、メンタルの強さについて

西岡君、アカプルコに続いてまたやって頂きました!

彼は前週で元ナンバーワンプレーヤーのあのナダル選手に3667と善戦し、なんて世界ランクは自己最高位の70位となりました。

次戦となるインディアンウェルズではどうかな?と思いましたけど、大善戦でベスト16、最後もワウリンカ選手にあと2ポイントで勝利に迫る強さでした。

対ナダル戦に関する記事も過去には書きましたが

関連記事:西岡vsナダルinアカプルコ。西岡君がまた一段と進化!!

今回また更なる成長を見せて頂いたので改めて書きたいと思います!

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Contents

西岡選手のIWでの勝ち上がり

下に簡単に本戦における勝ち上がりについて書いてみました。

  • 一回戦 西岡vsイメル(世界ランク158位)6-4,6-1
  • 二回戦 西岡vsカルロビッチ(世界ランク21位)6-4,6-3
  • 三回戦 西岡vsベルディヒ(世界ランク14位)1-6,7-6(5),6-4
  • 四回戦西岡vsワウリンカ(世界ランク3位)6-3,3-6,6-7(4)

面白いのが1回戦のイメル選手。今回彼は予選スタートで始まり、予選決勝で負けてしまいました。ラッキルーザーで本線入りしたのですがなんとその時の決勝の相手がイメル選手でした。(笑)

つまり予選で負けた相手にリベンジする形で初戦を突破しました。

その後は不調とは言え、カルロビッチにサクッと勝ち、ベルディヒ選手には1625から脅威のマクりで大逆転勝利しました。

ベルディヒはファーストセットではファーストサーブが入った時のポイント獲得率は100%だったのでまさか負けるとは思わなかったでしょう。

そして最後はワウリンカ戦。ワウリンカといえば去年のMSはひどいもんでしたが、ここIWではしっかり勝ち上がってきました。

ワウリンカ戦では5-4,6-5の場面でサービングフォーザマッチがあったということなので最後までリードする形を保っていたと言えます。

30オールからの2ポイントが遠く、勝ち切れなかったですが…それでも素晴らしい試合を見せて頂きました。

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西岡が見せた、トッププレーヤーに必要な資質

1つ、彼はかなり素質があると感じた点について述べたいと思います。

まずはワウリンカ戦、タイブレークで見てたこのホットショット。

atp world tour公式動画

僕はこのスーパーショットを決めた後、大観衆の前で右手を突き上げるポーズを見せてみました。

日本人は謙虚さを美徳とするフシがあるので、テニスを知らない方から見ると、「なんて生意気なやつ!!」って思うかもしれないんですけどね。こういう、堂々とした態度って絶対必要だと思うんですよね。

プロテニスプレーヤーは試合に勝つのが使命。例え相手がフェデラーでも「俺が絶対に勝つ、俺が1番強い!」と思い続けなければだめだと思います。

逆に錦織選手は昔からかなり謙虚です。過去には楽天でガスケと当たったときに「ガスケを尊敬しすぎた」という発言をしていて、これはどうなんだろう…と思っていました。ただ今ではマイケルチャンコーチのお陰で不必要な謙虚さは無くなりましたけどね。

これを僕達に当てはめるとどうでしょう。相手がシード選手って言うだけで萎縮してしまいませんか?だとしたら勿体無いかもしれません。せっかくの機会なので下剋上したいと思わないと絶対に損だと思います。

彼の今後の将来、本当に楽しみですがそういった彼のメンタルタフネス面も見習って自分も実践してみてはいかがでしょうか。僕も格上相手には実践したいと思います(笑)

西岡選手、今回はラッキールーザー入りで入りましたが今後は本戦ダイレクトインもあるので沢山暴れまわって欲しいですね。

今日はこのへんで。それでは!

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