こんにちは。今回は息抜き系の記事です。
イギリス出身のD.エバンス(エヴァンス)というプレーヤーをご存知でしょうか?
最近、活躍し始めている選手。26歳のキャリアハイ更新中(45位)のイギリス成長株ですね。
全豪オープンのブリスベンは準優勝、全豪は強豪チリッチ、トミックに勝利し見事ベスト16進出。(ツォンガに負けた)なかなかやるなぁと思います。
もともとヘンマン、マレーしかりイギリス勢をなんとなく応援したくなる僕にとっては結構応援したくプレーヤーでもあります。(笑)
今回は彼のプレースタイルとか、参考にすべき点について書きたいと思います。需要が少ないかもしれませんが…
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プレースタイルについて
イギリス人らしくスライスが上手なタイプ
見ていると基本的にはなんでもそつなくこなせる系のオールランドプレーヤー。
フォアハンドグリップが厚めのダブルベントタイプ。バックハンドは片手バックでスライスでの緩急がかなり上手い。
彼に限らずイギリス人のテニスってほんとスライスが上手い。マレーも両手バックハンドだけどスライスがめちゃくちゃ上手いですからね。
最近ではK.エドモンドみたいなゴリゴリ系のプレーヤーも台頭しているイギリステニスだけど、やっぱり伝統的な感じが素敵ですね。
技術的にはトップ50クラスなのでフォアハンドは当然強いですが、バックハンドのダウンザラインを結構多用しています。最近は片手バックでも強烈に打てるひと増えましたね。
175cmで200km級のサーブが打てるのは本当にすごい
そう一番気になったのがここ、最初に見た時彼の身長は180cm代だと思っていたんですよ。ボレーも割りと出るし、サーブも良いからなんとなく思ってたんですけどね。
ところがATPの公式サイトによると彼の身長は175cm。なんとフェレールと一緒なんです。錦織圭選手より低い身長でかなり良いサーブを打ってます。
打ち方を見ていると体幹がしっかりしているようでかなり反りが大きめ。コースを隠しかたが上手く体を横向きで打ってるスピン系のサーバーですね。
まさに堀内晶一著の「テニス丸ごと一冊サービス」に書かれている理想的なサーブを実践しているサーブですね。
テニス丸ごと一冊サービス―テニスなるほどレッスン (Tennis Magazine extra)
ただ、身長175cmに対して体重が75kgとかなりフィジカルトレーニングしている様子。日々の鍛錬がサーブのパワーとフットワークを両立しているのですね。
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次はウィンブルドンが勝負かも
プレースタイルから言うと恐らくクレーはキツそうで明らかに芝系のプレーに適合しているイメージ。
また26歳だから、高齢化している男子ツアーではまだまだ勝負できそう。勝ちたいっていうガッツもかなりあるし、勇気を貰えるプレーヤーですね。もう少しストローク力が、バックハンドの速いタイミングの強打が増えてくると更に強くなりそうですね。F.ロペスみたいに長らくツアーにいてくれる存在になってほしいなぁ。
追記
残念ながらエバンス選手、ドーピング違反となってしまいましたね。
しかも過失ではなく、故意ということなので処罰が重そう。本当に残念です。
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