スピンサーブにおいて「よくリラックスして打ちなさい」というアドバイスがあります。
でもこのリラックスしながら打つとなんでスピンサーブが上手く打てるようになるんだろう…そういう疑問を持った人はいませんか?
今回はそういう疑問を持つ方にスピンサーブは何故リラックスしてければならないのか?という純粋な疑問について解説したいと思います。この意味を理解すると少ないスイングパワーでスピンサーブが打てるようになるはずです。
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スピンサーブの力加減はトップスピンロブに置き換えて考えてみよう
あなたがトップスピンスピンロブを打つ時、グリップの握り、ラケットヘッドの走らせ方を思い出してください。
グリップは少し弱めに握りラケットヘッドを素早く走らせて強く回転をかけるイメージを持つはず。この脱力具合があるからこそボールの当たりが薄くなり、パワーよりも回転を優先的に掛けることができるのです。
逆にストロークでフラット系ショットを打つときを考えてみましょう。ボールをしっかり押し込めるように、少し腕を固め気味で厚いあたりで振り抜くはずです。
これをスピンサーブに置き換えて考えてみると、スピンサーブにおける「力み」はフラットドライブの時と一緒と考えましょう。リラックスしないとラケットヘッドが走りよりも厚みが出てしまい、スピン回転が掛かりづらくなるというわけですね。
なのでスピンサーブを打つ時のリラックス感、当たりはトップスピンロブやヘビースピンを想像して打つと上手く回転が掛かります。但し、スピンサーブの回転は純粋なトップスピンでは無いのでこの点はしっかり理解しておいて下さいね。
関連記事:スピンサーブを逆跳ねさせたいなら「正しい回転」を学ぼう
リラックスすることでラケットダウンが起こりスピンが掛かる
もう一つリラックスする必要性というのがラケットヘッドが背中の後ろで下がる現象、ラケットダウンが起こります。
これは分かりづらいかもしれないので動画を使わせて頂きます。
みんラボ様提供動画(4:12からスピンサーブを打ちます)
この動画ではラケットワークに注目してください。打つ直前にラケットヘッドがしっかり地面を向き、そこから一気にラケットを降り出していますね。
この動きはリラックスしてラケットの重みを感じながらでないと打てません。
この動きがわからない、上手くできない人は打つ直前にグリップエンドをボールに向けることを意識すると上手くこの感覚が伝わるかもしれません。
動画も合わせて見て素振りをたくさん行い、イメージを養って下さいね。
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まとめ
今回はスピンサーブに必要なリラックス感について書きました。
要点は
✓スピンサーブを少ない力で強く打つならリラックスして打つ必要がある
✓リラックス感はトップスピンロブ、力みはフラットドライブに置きかえて考えてみよう
✓リラックスするとラケットダウンが起こり、自然にスピンサーブが打てるようになる
以上です。リラックスする意味わかっていただけたでしょうか?大切なのはどのくらい力を抜いて打つことですので練習で見出して定着させましょう!
今日はこのへんで、それでは!
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