この記事で分かること:冬のテニスでの注意点や心構え
日本には四季がありますが、テニスでは真夏と真冬では全くボールのフィーリングが異なります。
気温35℃と5℃では疲れやすさも然り、ボールの跳ね方、ガットの性能等も大きく変わります。
今回は冬にテニスする上で心がけて欲しいことについて書きます。
しっかり対策を練って一年を通してテニスのレベルアップを目指しましょう!
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寒い時期はまずケガに注意しよう
テニスに限らず、スポーツをする上では当然のことなのですが冬は怪我が多くなる時期です。
最大の理由は気温が低く、筋肉が温まらないため、関節の可動域が狭くなるからです。
ろくにアップやストレッチもせずプレーしたらデリケートな筋肉を傷めてしまう可能性も十分考えられます。
対策としては
✓ジョギングをする
✓そのあとに動的ストレッチ(体を動かしながら筋肉を伸ばす方法)
ことを心がけましょう。
静的ストレッチではなく動的ストレッチというのがポイント。
体が温まっていない状態で静的ストレッチをするとケガをする可能性があるので気を付けましょう。
寒い時期はボールもガットの性能も落ちる
ボールやガットも気温によって跳ね方や反発力が落ちます。
ボールは気温によって反発力が落ち、スピンやスピードが出しづらくなります。
従ってラリーが続きやすくなる傾向にあるのも冬のテニスの特徴です。
ハードヒッターはウィナーが取りにくいのでライジングやネットプレーを駆使してポイントを取る手段を考えましょう。
また注意して頂きたいのはこの時期のガットは反発力とスピン性能も落ちるという点です。
一般的なナイロン、ポリガットはプラスチックですので温度によって性能が変化します。
従ってこの時期にガットの良し悪しを判断してロールガット等を購入するのは厳禁です。
ガット選びはなるべく過ごしやすい時期に選ぶのが鉄則です。
ガットの性能が落ちる対策は寒い時期はテンションを3~4ポンド程度下げること。
テンションを下げることでガットのたわみが生まれ、反発力が強くなりますよ。
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冬は低いボールの処理を学ぶのに最適な時期
では冬は悪いことばかりだけなのか、というとそういうわけではありません。
冬はボールの軌道が低くなる傾向があるのでこれを機に低いボールを安定して返す技術を学びましょう。
低いボールの処理するポイントは膝をしっかり曲げ、なるべく腰の位置でボールを捕らえられるに心がけること。
膝の曲げを意識してストローク練習に取り組みましょう。
膝の曲げを意識すれば足腰と上半身の連動も良くなり、春先にはきっと伸びのある質の高いボールが打てるようになりますよ!
それでは!
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