冬のテニスでの試合 注意することは?

最近はすっかり寒くなってきましたが、寒い時期でもテニスのトーナメントに参加する人、結構いますよね。

僕もテニスは一年中練習しますし、試合もたくさん出るのですが、毎年一年を振り返ってみると、日本の四季がテニスに与える影響って結構大きいなぁと感じるこの頃です。

その中でも僕が最も「厄介」と感じるのがこの冬の時期です。気温の低さは結構テニスの試合にも影響を及ぼすのでその違いについてしっかり理解すると、試合における勝利につながると思います。実際、僕もなにも意識していない時期はどうも真冬の勝率が落ちていたのですが、いくらか戦術を変えることで勝率が安定するようになりました。

今回は僕が冬の時期に意識していること、そして戦術について書きたいと思います。ぜひ参考になれば幸いです!

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Contents

冬の試合はスタートダッシュが肝心

まず、基本的な事ですが、冬は筋肉が凝り固まるので、当然肉体の可動域が狭くなってしまいます。

なので試合ではいつも以上にアップを入念に行いましょう。

僕が普段、試合前に取り入れているアップの方法が以下になります。

1.ジョギング(10~20分)
2.動的ストレッチ(10分)
3.チューブトレーニング(余裕があれば、肩甲骨を中心に。)
4.ラケットにケースをかぶせて素振り(10分)

というに感じですが、冬の時期は最初のジョギングを入念に行います。そこをしっかりやることで体が充分に温まるので、ストレッチも本来の機能を果たすことができると思います。冬は自分と同じく相手もスタートダッシュが上手く行かないことが多いので、逆にいつも以上にアップを行ってライバルに差をつけましょう!

弾むボールではなく低く滑るボール使おう

僕の周りでも冬の時期に中々勝てないの相談してくる方は結構多いのですが、そういう方はたいていトップスピンを主軸に戦っているプレーヤーが多いですね。

トップスピンははっきり言って冬の時期は圧倒的に不利です。ボールの内圧が下がり、地面が濡れ、ガットも本来の性能を損なわれる。トップスピンを掛けるには不利な要素が圧倒的に多いんですよね(逆を言うと、夏場はトップスピンが有効になることが多い)。

なので大切なのはトップスピンを使って後ろに相手を下げるという戦術を主体に戦わないことです。ここをまず意識すると良いと思います。

「じゃあトップスピンを使わずにどうやって勝つの?」という方もいるかもしれませんが、逆にスライス系のショットや軌道の低いフラット系のライジングショットは冬場では非常に有効です。

スライス系のショットはボールが跳ねない状況ではとても有効です。低いボールは攻撃するのも難しく、打たれた側は食い込んでくるので有効活用しましょう。また、ライジングショットは相手のボールの威力を利用することができるのでボールが飛びにくい冬場でも攻撃的に打つ事ができるはずですよ。

また、サーブもスピンサーブではなく、スライス系のサーブをなるべく使うようにしましょう。冬場に強くキックさせるのは正直強いスピンサーブが打てるプレーヤーでも難しいです。セカンドサーブで叩かれないためにも、低く滑るスライスサーブを使いましょう!

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まとめ

今回は冬場にトーナメントに出場する際、注意するべき点について書きました。

要点は

✓アップを入念に行うことでファーストゲームから差をつける
✓トップスピン系は厳しいのでスライス、ライジング系を織り交ぜる
✓サーブはスライス系のサーブのほうが有効

以上です。まぁ季節によって劇的に自分のプレースタイルを変えてしますと、返って自分のプレーに軸がなくなり、中途半端なオールラウンダーになってしまうので、あくまで自分のプレースタイルを大事にしつつ、マイナーチェンジするイメージで試合に臨みましょう!

最後、冬場はケガが非常に多いので、無理せずテニスを楽しみましょう!それでは。

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