ダブルフォルト(ダブルフォールト)が多い人の減らす対策

テニスにおいて流れを失う最も痛いポイント、それはダブルフォルトだと思います。

その前のポイントでせっかく良い流れでポイントを取っても次でダブルフォールトしてしまえばイーブン。素晴らしい組み立てでポイントを取ることも重要ですが、ダブルフォールトのようなつまらないミスを減らすこともとても大切ですよね。

ダブルフォールトが起こる原因は結構難しく、単純に技術的に安定したサーブを打てないか、あるいはメンタルコントロールができていないのも原因となります。

以前ダブルフォールトをしないために必要なメンタルについて書きましたが、

関連記事:テニス ダブルフォールトを減らす方法 メンタル面

今回はダブルフォールトをしないためにはどのようなサーブを習得すれば良いのか、技術的な面にフォーカスしてみます。

スポンサーリンク

Contents

回転系サーブを覚えるのが最重要

とても基本的な話にはなってしまうのですが、硬式テニスではボールを安定してコートに入れる為にしばしばボールに回転を掛けます。サーブも例外ではなく、主に横回転をベースとしたスライス回転(スライスサーブ)、やボールが高く跳ねるトップスピン回転(スピンサーブ)を掛けます。

関連記事:スライスサーブの基本や打ち方 攻撃的に打つコツ
関連記事:スピンサーブの打ち方の基本、コツをはじめから丁寧に。

これらの回転系サーブは無回転のフラットサーブと比較して空中で失速しコートに入りやすくなる効果があります(スピードは遅くなる)。更にバウンド後にボールの軌道が変化するので思ったよりも返球に難しいサーブを打つ事ができるのです。

サーブの安定感にはまず回転系サーブを覚えてサーブの軌道を安定化させることが先決ですので覚えていない人はまずこれらのサーブから覚えていきましょう。

サーブは8割の力で回転を掛けることで再現性が上がる

では、ここからは回転系サーブを覚えたうえで話を進めたいと思います。実際、スピンサーブやスライスサーブを打てるのにサーブが安定しない人は沢山いるはず。

サーブの安定感で意識してほしいのは力加減。サーブはついつい思いっきり打ってしまいますが、本気でスピードを求めて打っても入る確率なんで20%も満たないでしょう。なので自分がラケットや体を上手くコントロールできる範囲、イメージ的には80%の力でラケットを安定して振り続けることを意識してサーブを打つのがオススメです。

更に言うとサーブの球種は無回転フラットサーブは封印し、ファーストサーブでもスピンないしはスライス回転を掛けましょう。

ほんの少し抑えたパワーで安定した回転サーブを打てればファーストサーブ確率はググっと上がって来てセカンドを打つ状況が減り。結果的にダブルフォールトも減るはずです。

でももしファーストが外れてしまったらセカンドサーブはどうするべきか。これに悩んでいる人もいるはず。その点について説明したいと思います。

ファーストとセカンドは同じ球種。ファーストサーブのフォールトの原因を学び、修正する。

ファーストも確率重視にしている。でも外れてしまった場合、セカンドサーブはどのような球種にすべきかというとまずはファーストと同じ回転を使うのがオススメです。

これは例えば、スライスサーブを打った後にスピンを打つと、ボールの当て方、体の使い方が全く異なるのでミスが生まれやすいためです。サーブが安定しないならば、球種を絞って再現性を上げるのが賢いと思います。

もう一つ気にしてほしいのがサーブがフォールトになった原因。例えばトスが低すぎてネットミスしたなら少しトスを高く上げたり等、ファーストサーブでのミスの原因を考えて自分でサーブの修正ができるようになるとダブルフォールトはかなり減ります。

もちろんそればっかり考えて実際の試合で戦術が無いのはご法度ですが、ダブルフォールトの多さはサービスゲームのキープ率に結構効いてきますので修正力を身につけるようにして下さいね。

スポンサーリンク

まとめ

今回はダブルフォールトしないための技術やサーブの打ち方について書きました。

要点は

✓まずは回転系サーブを覚えること
✓サーブは8割くらいの力で回転を掛けるのが基本
✓セカンドとファーストの球種を一緒にする
✓ファーストをフォールトした場合、セカンドで修正をする

以上になります。

ダブルフォールトの目安は最低でも2ゲームに1本くらいにとどめておきたいもの。それ以上ある人はサーブの練習にもしっかり時間を割いてくださいね。

スポンサーリンク

関連記事