ボレー上達の秘訣は力加減を覚えること

ボレーの上達、手こずっていますか?

テニススクールコーチの言われたことをしっかり守ってボレーの練習をしているのに一向に上手くならない…ラケットをコンパクトに、振らないように打てって言われるけど鋭いボレーがそれじゃ打てない…

こんな人はボレーに必要なパワーの出力加減が分かっていない可能性があります。

鋭いボレーが打てないと決めのボレーが打てないし、相手の鋭いボールをブロックするボレーが打てないとダブルスで上手くプレーすることができませんよね。

今回はボレーに必要な力加減について書きたいと思います。

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Contents

ボレーが苦手な人の大半はなんでも振り切っちゃう人

以前ボレーが苦手な人を特徴を書いた記事も書きましたが、

ボレーが苦手な人の特徴と対策

まぁ平均すると、ボレーが苦手な人の大半はストローカー(特にハードヒッター)に多いです。

「普段ストロークばっか打ってるから当たり前じゃねーか!」

って思うかもしれません。すみませんちょっとお話をきいて下さい。

ハードヒッター(自称)の人は来たボールに対してなんでもかんでも振り切っちゃうひとが多いです。

関連記事:テニスで「ラケットをしっかり振り切る」ってどのくらいの振り切るの?

実際、ストロークで振り切る意識はとても大切で、振り切ったほうがスピンがかかり、パワーと安定感を両立できることは確か。

しかし、ボレーはストロークのそれとは全くの別物。同じ感覚でやってたら一向に上達しません。

ストローカーは特になんでもかんでも振り切ってしまう症候群の方が多いので、気を付けましょう!

つまり何が言いたいかっていうと、ボレー全てがタッチショットなんです。

ではボレーで大切でなにかというと大切なのは力加減。

相手の弱いボールに対してはしっかりパワーを与える(ラケットを振る)。相手の強いボールにはラケットをセットするだけでブロックする。

この感覚を大切にして下さい。

もっとイメージしやすいように数字で示しましょう。

パワー1のふわふわボールはパワー9を与えて威力を出す。対してパワー7のボールはパワー5を当てるとボールがオーバーするから3以下にする。こんなイメージです。

ここで初心者のかたは一つの疑問を覚えるかと思います。

「え、ボレーってパワー9を出すためにラケット振っていいの!?」

結論から言うとラケットは振って良いです。ただし「振りかぶる」のだけは絶対にNG。

つまりラケットを後ろに無駄に引くのはご法度なんですよ。ラケットを引かずにセットさえすれば、後はボールによってスインングしてもOK。相手のボールが弱い時はラケットをしっかり振ってボールに威力を与えましょう。

ちなみに、ブライアン兄弟とかダブルススペシャリストのボレーを見てみてください。ボレー、めっちゃ振ってますよ。

ボールの威力の殺し方は主に二つあってスイングを止めるか、インパクトで少し手の力を抜くかどっちか。ここら辺の感覚をボレストなどの練習で養っていただければと思います。

スイングボレーのコツは?

あと威力を出すためのボレーのポイントなんですけど

ラケットの振り云々よりも、しっかりと前に踏み込む前後の体重移動を大切にしましょう。

ボレーは特にボールの踏み込みによって威力を出すのが主となる点がストロークと異なります。

ストロークは回転運動がメインでボレーは前後運動がメインです。

その違いはしっかり頭の中に入れておいてくださいね!

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まとめ

ボレーの上達の極意は

✓ボレーはタッチショットだと思い、力加減を大切にする。
✓すなわち、弱いボールはしっかりラケットを振り、強いボールは力を抜いてコートに収まるようにする。
✓ボレーでラケットを振るときはラケットを引かず、体重移動を意識して。

以上です!

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